日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
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ウディ・アレンの新作。

2010-09-15にもアップしているが、久々にNYに帰ってきたウディ・アレン。
しばらく映画の舞台を、イギリスやバルセロナに求めていたが、やっと帰ってきた。
元々、NY子で、撮る映画はほとんどNYマンハッタン(Annie Hall、Manhattan etc...)、地元でずっとジャズライブもやる人だし。

ということで、このWhatever Works にかなり期待していたのだけれど、結論から言うと「当たり!」。


特筆すべきは、主演のラリー・デビッド(写真)
アレン本人では、ライト級なので、どれだけまくしたてても、「うざいジジイ」ではあっても「強力にうざいジジイ」にならない(笑)
ところが、アレンの脚本のもと、マシンガン・トークするラリー・デビッドは、ちょっとしたセリフだけで、濃い「皮肉」がストレートに腹に響く。
映画時間中、このストレートが炸裂しまくる!

こうなると、もう腹をかかえて笑っているしかない。
強力なアイコンを得て、アレン節が「超高速回転」であっという間にエンディングまで。


<PS 映画の中で、なんと「ユニクロ」が登場するらしい。マジ?
NYのSOHO店が、確かに出てきた!
ちゃんと主人公が「ユニクロに行かなくちゃ」と英語で発音していた。

これはタイアップなのか?!
トレンドな場所として登場したのか?!
はたまたアレンがヒート・テックをお気に入りなのか?!(笑)
真相はナゾだ。


すでに新作You Will Meet a Tall Dark Stranger もアメリカでは公開済。
主演が、ジェマ・ジョーンズ、アンソニー・ホプキンス、ナオミ・ワッツ、ジョシュ・ブローリンと、とっても豪華。

なんだけど、彼らがどこまでアレン調になじめるか、がポイントだろう。
これにもラリー・デビッドに出て欲しかったと思うワタクシ。
それくらいこの新アイコン(笑)が気に入ったのだった!



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