日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 






初日にみた007新作「スカイフォール」 。
世の中の好評ぶりとは別に、残念なことに「007 慰めの報酬」に続き、あまりいい印象がなかった 。
数日たって、満足点・不満足点がはっきりしてきたので(笑)メモ。


【満足点1.】今回ベストだったのは、タイトルバック。

大スターのAdelle(写真)を起用、彼女らしい熱唱に満足。
久々に、007らしい王道感に満ちている。

ただあとになってみると、ちょっと長かったような気も?
ゴールドフィンガーみたいにガーンとかまして、さっさと切り上げて欲しかった。
おどろおどろした映像も異様にしつこかったよね...クオリティーのわりに。

でゴールドフィンガー続きじゃないけど、さらにエンドタイトルでも繰り返して欲しかった。
久々にいい曲だったので、そうしても良かったのでは?


【満足点2.】ハビエル・バルデム 好演。
Dark knightのジョーカーほどではないが、それに迫る出来だと感じた。


【満足点3.】さすが名匠サム・メンデス
ストーリーテリングに抜かりがない。
がただしプロット自体には明らかに欠陥が。
あまりに内部抗争すぎて、気分が盛り上がらない。
ボンドガールはM?という話が出るくらい、話がMにより過ぎている。

あれ?満足点のはずが不満たらたら(笑)



では次に【不満足点】

【不満足点1.】
3作かけ、やっと体制が完成した時には、既にボンドは年寄り?というのは、まるでギャグ!
クレイグ自身がインタビューで歳をぼやいているように...
なんのためのここ最近の3作だったのだろうか?!


【不満足点2.】
(ここが核心かもしれない)過去になくマッチョな、ダニエル・クレイグのシルエットが嫌い。
これは好みの問題だから仕方ない(笑)だんだんとそう感じるようになってしまった。
クレイグってなんかフランケンに見える瞬間があって「殺し屋」感が強すぎてイメージ違うんだよね~
その点、どうしても比較してしまうのが、「ボーン」シリーズの巧みさ。
主人公の2人はどちらも「殺し屋」感が表出していない。


【不満足点3.】
マニーペニーと007の間の関係が、あんなに濃密なのは「言語道断」
観た直後は「はは~ん」と思わずなってしまったが、あとで考えると怒りに近いものが(笑)

あくまでも、モテモテのボンド vs オフィスレディー の間の「茶々の入れ合い」に価値があるのだ!
なのに今回、肉体関係さえ示唆するようなシーンさえ(怒)


で、タイトルに繋がる。
以上のような【不満足点】を抱えつつ、ファンとしてはそれを再確認・再検証すべく、また劇場に行くのだ。
ソフト化されるまでに、禁断症状が出てしまいそうなので(笑)
これだからファンは辞められない...


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