日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 





毎月 × 1程度のお楽しみ、MET ライブ・ビューイング 。 
2006年からはじまり既に7期めに突入、アメリカNYにある代表的オペラハウス、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場(MET)のライブ・ビューイング。
最新のオペラ公演を、高品質のHD映像と最新の音響で収録し、映画館で上映、というシリーズ。


で今回は、第3弾「テンペスト」。
シェイクスピアの戯曲をベースに作曲をトーマス・アデス。
彼がその指揮も行い、鬼才ロベール・ルパージュが演出を今回担当(新演出)

ちょうど前日にWOWOWで観損ねていた「ジークフリート」でルパージュの魔法をたっぷりと浴びた後だったので、こちらの演出にもおおいに期待した。
オープニングそして中盤のアクロバティックなアクト、そしてベースとなるアイランドを「19世紀のオペラ劇場」に置き換えた演出など、やはりさすが!という感じ。

とはいえストーリーが、昨年このシリーズで観たばかりの「エンチャンテッド・アイランド 魔法の島」と同じ話をベースにしているので既視感がどうしても。
その点は再考してほしかったところ。ぶっちゃけ!
だが、結果的には満足できたし、こういう演目をライブ・ビュ―イングにぶつけてくる点で、野心的なMETを支持したいので総合的にはマル○。


と言いつつ...
実は、次の演目 モーツァルト「ティートの慈悲」に既に気が向いている(2013.1/5~11)

というのは、この出来が激しく良かったという情報が既に入っているので。
ライブビューイングと言っても、時差の関係で日本では約一ヶ月遅れ、情報をうまく取れば収録日の出来がわかるのだ(2012.12.1収録)

インタビューが今回フィーチャーされていたガランチャも含め、キャストの出来が凄まじいらしい。
作品、歌唱、オケと合唱、演出(新演出というわけではない)が全てかみ合うというのはなかなか無い。
とても楽しみ!

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