日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 






久々にNY旅行の続き。
メトロポリタン美術館でPUNKがコーナー特別展になっていたので、さっそくチェックした。
が、あくまでもファッション寄りで、全くの不満ぶすぶす状態に陥る。

そうしていたら、その不満解消にピッタリなライブが。
元祖NYパンク、と言うか 元祖NYオルタナティブの伝説のバンド、スーサイド Suicide。
このメンバー×2人のうちのシンセサイザー、ドラムマシン担当のマーティン・レヴ MARTIN REV のライブが!
そそくさと出かけた(at. Bowery Electric)


いくつかの前座バンド終了後、ステージに登場したマーティンはド派手衣装。
1人で打ち込み + 呟くようなボーカルを吐き出す。
ソロの曲が多かったように思う(伝説の First Album しか聴いてない...)
基本パターンは、60年代的ラブソング、をミニマルテクノ的にした音。
それにシンプルな愛の歌詞を彼が呟く。
仕上げは、彼がシンセに手や腕を叩き付けるようにして「ノイズ」をのせる!(写真)

それで思い出した。
某音楽雑誌で、彼のソロアルバムが酷評されていたことを(笑)
確か10点満点で2点とか3点とか?
その雑誌はその昔、Harold Budd の名作 Pavilion of Dreams にゼロ点とか採点不能をつけた実績があり、その評をみたときも「またか」という感覚。

ライブで観る限りの彼の感想以下。
60年代的ラブソングの上に、彼が叩き付けるようにしてのせる「ノイズ」。
彼 にとっては、その「ノイズ」をのせることで初めて、そのラブソングに込められた「想い」が自分的に完成するのだ、と察した。
そう解釈が出来さえすれば、あとはその爆音にカラダを委ねれば良い。

マーティン・レブにとって2年ぶりのライブだったらしく、アンコール×2発のあとの彼の表情は満足げ。
こちらもきっちりパワーを頂きました!

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