日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 






なんたって製作は、クリストファー・ノーラン(「バットマン3連作)
で監督は、ザック・スナイダー(「300」「ウォッチメン」「エンジェル ウォーズ」)
凄いメンツ。

にもかかわらず...
当ブログ的に最も印象に残ったのは、エイミー・アダムス!(写真:右)


ノーランが再構築しただろうストーリーはよく出来ており、クリストファー・リーヴ主演版に近いのだが巧妙に組み替えてある。
主人公は自分がこの世界の誰とも違う特別な存在であることに苦しみ、その姿は強大なパワーを持つゆえに苦しむアメリカのよう。

ザック・スナイダー演出も、彼でしか再現できないこだわりの映像をみせ、実績がダテでないことを証明する。
ただ彼でも難しかったのか? 確かに人間を超越したスーパーマンたちの闘いは凄いが、所詮CGなので他人事っぽく当ブログ的にはあまり燃えない。
最初のうちはいいのだけど、ゾッド将軍との最後の闘いあたりになるとちょっと胸焼けぎみ(笑)


で、冒頭のようになる。
当ブログ的に最も印象に残ったのは、エイミー・アダムス!

時代の変化にあわせノーランは、恋人となるロイス・レインに、より地のついた報道記者の「魂」を注入している。
そして会社、編集長の意向とは別に、自分の考え・主張をベースに行動する一匹狼なのだ。
そしてこの役を巧みに演じているのが彼女、となる。
彼女の抑えた演技が、SFっぽいウソが表出しかねないようなシチュエーションも、不思議にリアリティを加えているのだ。
21世紀的ロイス・レインの誕生だ。

エンディングのオチもその期待を高める。
続編はぜひ、CGっぽい超人たちの闘い路線は避けていただきたい。
ポイントはやはり、悪役。
「ダークナイト」におけるジョーカーのような、狂気に満ちた強敵が必要なのだ!
バットマンが登場、という噂があるが、それは辞めていただきたい。
それではまるで、アベンジャーズではないか!

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