日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 





ドラマ化された「東京にオリンピックを呼んだ男」。
昨日の放送の、ざっと感想、そして意見。


まず、当ブログ的には、この物語はノンフィクション=「事実」だという点に大きな重みがあると考えている。
3h化するにあたって、フィクション部分がかなり付け加わっている、という認識。
どのシーンが、と突っ込む気はないが、明らかに「事実」と違う場面が目につく。


NHK総合1964東京オリンピック(2) 俺たちの“夢”がかなった ~五輪招致にかけた男たち~
( 2013年08月21日アップ→ 日本2020招致の結果直前!)から、以下引用。

<このようにちょっとした「縁」が、男たちを動かすサマがリアル。
<自分の経験にもフィットし符に落ちる、なんとも痺れまくるシーンが続出。

<嘉納治五郎「ファーイースト 極東」「顔を付き合わせて腹を割って話す」「心の距離を縮める」
<平沢 和重 「プレゼンテーションとは、90%のわかりやすさと、10%の驚き」
<フレッド・イサム・和田「いつ死んでもかまわないと思うほど、うれしい」
<田畑 政治の開会式での一言「感無量とは、こんな時言う言葉だろうか」

<いくつものキーワードが胸に刺さり、心に刻み込まれる。


このへんの当ブログが重要と考える「キーワード」がほとんど、登場しない(涙)
原作に嘉納治五郎の記述はないとはいえ、平沢のスピーチに大きく与えた内容だけに、入れてほしかった!



なお上記でわかるように、当ブログは、本を最初に読んだのではなく、順番は以下のよう、

1.テレビ NHK総合 20:00~20:43 1964東京オリンピック(2) 
サブタイトル=俺たちの“夢”がかなった ~五輪招致にかけた男たち~
( 2013年08月21日アップ→ 日本2020招致の結果直前!)
          ↓
2.最新本「東京にオリンピックを呼んだ男」を読破
( 2013年09月10日に読後評をアップ → 日本2020招致の結果直後!)
          ↓
3.古本で「祖国へ、熱き心を 東京にオリンピックを呼んだ男」
( 2013年09月29日に読後評をアップ)



そこで当ブログならではの、重要なポイントを指摘。

「東京にオリンピックを呼んだ男」は、約100ページカットされている!

オリジナルは、1990年「祖国へ、熱き心を」(副題:東京にオリンピックを呼んだ男)
冒頭部分がもっと厚く、2章にわたって記述とがあり、その内容は、なんと「日本水泳陣の大活躍」の章。

このため、この部分をしっかり読みたい方には、最新版ではなく、「祖国へ、熱き心を」の方をお勧めしたい!




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俳優と思っていたジョセフ・ゴードン=レヴィット(写真:左)が、初監督。

演出は中々のレベル。
オープニングのシンプルなタイトルの見せ方といい、物語の進め方といい、堂に入っている。


そして驚きは、本人が書いた脚本!
どんなネタかと思ってみれば...

リア充よりも、ネット上での快楽をむさぼることが生き甲斐の主人公!
当代セクシーさでトップレベルのスカヨハ(写真:右)が恋人なのに...
(彼女の声だけでやられてしまう、her/世界でひとつの彼女ってのもあったな 笑)


日本でも若い年代でこんなヒトがリアルに存在しそう。
(レヴィットのようにカッコ良いかは別として 笑)
特にオタク周辺の方達とか...

というわけで、このテーマに現代性をとても感じる。
その点で、このテーマをあえて書き監督し、そして自分で主演したレヴィットの株が急上昇!


というわけで、評価が高い1本。
年間ベスト10に入っちゃうかもしれない?!
(あくまでも極私的なランキングなので)


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