
東京オリンピック2020の新エンブレム。
2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は苦労の連続で、何とか「江戸小紋」という新視点で決着した。
ベルギーにあるリエージュ劇場のロゴが似ている他、模倣疑惑で白紙撤回された旧エンブレムから8ヶ月。
商標調査をクリアした4作品が新エンブレムの最終候補として公開されたのちに、今のロゴが選ばれた。
ただし、ダイナミズムとキレがない?他の批判も受けては、いる。
もう決まったのだからいいではないか、という気もしつつ、確かに地味ではあるな、という指摘があるのはわからなくもなかった。
ところが!
今にしてみると、コンポジット・ロゴに組んでみた場合の、この新エンブレムの予想外のメリットを感じるようになった。
(写真:事例)
それは、
・コンポジット・ロゴの主張が多すぎないため、本来の「オリンピック五輪ロゴ」が映える
・同様に、センターに置かれた「スポンサーロゴ」を引き立て、ゴチャゴチャしない
目立てばいい、というものではない、ということか?!(笑)
しかもそれが日本文化から導かれている点が、素晴らしいかも?!