当ブログは前作を激賞し、何度となく映画館に通った。
この第2作では、大きな変化が!
まず早い段階から、製作が中国資本のレジェンダリー(中国だけでヒットした「グレートウォール」とか)に。
ここだけで既にイヤな予感が走る。
さらにカイジュー愛に満ちていた企画立案者であるギレルモ・デル・トロ。
最初の構想(Pacific Rim: Maelstrom)に対し、レジェンダリーとかなり意見対立が発生、撮影が中止に。
そうしているうちに、ギレルモは シェイプ・オブ・ウォーター の製作・広報を優先し監督を降板。
その判断はあとで非常に正しかったことになる。
アカデミー賞 作品賞、監督賞 etc… キャリアの最高峰を飾る、輝かしい実績!
さて本編。
前作から10年、カイジューから解放された世界は、平和を享受していた。
とはいえ備えは重要なので、次世代のメンバーが万一に向け準備している。
そのメンバーの中心は、前作のリーダーペントコストの息子で演じるは何とジョン・ボイエガ!
彼の相棒も顔は似ているのもの、お父さんの七光りっぽい大根役者?スコット・イーストウッド(汗)
このへんだけでヤバいと思い始めた(笑)
だがさらに主演女優でその悪寒は決定的となる…(汗)
その女優は、中国人女優 ジン・ティエン。
やはりレジェンダリーの「グレートウォール」での主演女優。
まあかわいらしいお嬢さんなのだが、物語の核に据えるにはチト弱くないか?
例えていうと、SW前作の ケリー・マリー・トラン級の外し具合…
さらに物語が進むにつれ、心底感じてしまうのが、あまりの カイジュー愛不足(涙)
前作ではギレルモ・デル・トロ がひたすら愛情を注ぎ込んでいたが、その愛情はここには「ない」
大味感が満載…
壮絶なバトルは一応は楽しめるのだが、そこには魂が、ない(涙)
結論:あまりのカイジュー愛不足の結果、大味感が満載(涙) とてもザンネンな第2作。
次での ギレルモ・デル・トロ 復帰に期待したい!