日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



 

 

 

日本人の母を持ち、生まれ故郷オーストラリアでも差別され、その苦難の中から這い上がった男。

遂にはラクビーの母国イングランド初の外人指揮官となり、先日のラクビーW杯で準優勝。

彼の就任直前はチームがバラバラに分解しかねない状態だっただけに、素晴らしい結果と言えよう!

 

 

 

 

だけでなく真っ先に触れなければならないのは、こちらも超有名なあの勝利。

2015年 9月19日、ワールドカップ  チェリーブロッサムズ(日本代表)vs 南アフリカ。

24年間ワールドカップで勝利すらなかった日本代表 が 世界3位の南アフリカに激勝!

日本代表をここまで鍛え上げたのも当時監督だった エディー・ジョーンズ。

 

 

 

 

そういう点で特に興味深いのは、彼が2012年4月 日本代表チームの監督就任直後の行動。

 

特に日本代表チームが意識変革を強烈に求められた瞬間があった。

それは 2012年 6月 20日

vs フレンチ・バーバリアン 敗戦後の記者会見。

 

それは不穏な空気なうちに始まり、エディーはその日の日本代表のプレーをコテンパンに批判。

あまりのコテンパンさに、思わず同席していたキャプテンの廣瀬が笑みを浮かべる。

 

その次の瞬間、エディーの口撃の火蓋が切られた!

正に「爆発」(汗)

 

「おかしくなんかないぞ、おかしくない。それが日本ラクビーの駄目なところなんだ。

 勝つことに真剣になってない。

   (中略)

 日本のラクビーは間違いなく問題を抱えている。

   (中略)

 試合終了間際になって…(中略)どうして試合の始めにしなかったんだ?

 怖気付いてたんだろう。そういうマインドセットを変えるべきなんだ」

 

 

そしてエディの革命が始まる。

「ほとんどのチームは1日2回トレーニングをする。

 トップクラスの国を倒すチームになるには、1日3回のトレーニングが必要だ」

  (中略)

選手のトレーニング量だけが問題だったのではなく、質が重要だった。

 

 

 

 

最後まで一貫して驚かされ続けるのは、日本では感じたことない、ラクビーへの熱い熱い情熱(汗)

これエディはもちろん、選手・チーム・経営陣、マスコミ、取り巻く環境全てが、とにかく「熱い」

ここだけでも非常に参考になった。

最後に当ブログがぐっときた、名言を2つ。

 

・いつも何かしら強みになるものを探していて、そのためには何でも活用しています

 

・ラクビーというスポーツはスキルと身体能力のバランスで成り立っている。

 北半球では、身体面があまりに重視されたままになっていると思う。

 優秀な若い選手がいて(中略)あるクラブと契約した。彼はせっかくいいスキルをいろいろ

 伴っているのに、そのクラブはあと7キロ体重を増やせと言ったんだ。全くばかばかしい。

 彼らは「もっとスキルを伸ばそう」と言うべきだった。

 簡単なのは体の方で、スキルが難しい。



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