NHK BS-3で1月3日に放送された、日本の復興当時の映像を集めたその第15集。
21:00~22:30 の1時間半にわたり、東京オリンピック1964 の開催までを追う。
一言感想=この映像は、NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」の原型だなと。
パートでいうと、第2部の第40回~47回最終回までの8回分。
オリンピック・イヤーに突入した1964年1月~基本時系列で出来事を紹介していく。
・大会の計時を担当するのは、服部セイコー!
・初めての国産 旅客機が完成=YS 11
・リアル田畑 政治、東 龍太郎、平沢 和重、河野 一郎が登場
・建造物類がいかに突貫工事だったか
(モノレール927、東海道新幹線1001、首都高1001 etc…)
・史上初、東京独自のシンボルマークを発案したのは、亀倉 雄策
・彼は公式ポスター1弾~4弾をも担当。4弾は、聖火ランナーバージョン
・沖縄からスタート、聖火リレー
(その日 田畑 政治 が)配りまくった日本国旗が、テレビに大きく露出!
・ブランデージの開会宣言
・ブルーインパルスが大空に見事五輪の輪を書く
・公式映画を撮影する、市川 崑
・女子バレー金メダル、で何度も宙に舞う女子バレー監督 大松!
・選手達が入り混じっての行進、閉会式!
ドラマでは一応ふれているものの、断水問題の深刻さに驚き!
8月20日に大雨が降るまで数ヶ月の苦悩がドキュメントされている
一方ドラマでふれられてなかったエピソードは、以下のような感じ。
・オープニングは開会式の入場行進。競技場場外でさえ見物者は8万人!
つまり場内7万5千と合わせると、15万人以上がそのエリアに(汗)
・何と200万人が参加、「首都美化」で都内を一斉清掃
・当時の日本人の美化意識は非常に低く、道・河川に平気でゴミを放置していた(汗)
・当時は「売血」が平然と行われ、不衛生が病気を引き起こした
・ライシャワー襲撃事件。彼は不衛生が原因で一生病に苦しむ羽目に…
・東海道新幹線のデザインは特攻機の設計者が平和への祈りをこめて製作
・下町で愛された「おばけ煙突」が姿を消す
・カンヌ映画祭でグランプリ「東洋の魔女」
・東洋一のホテルは、わずか1年半で完成
オリンピック終了後の姿がドキュメントされているところも非常に興味深い。
東 龍太郎知事がポロッとこぼす
「何かいい目標はないかね…」
一方で皆さん、我々の本番はすぐ近くに来てますよ~(写真)
2020年7月26日開幕。
あと201日!!!
参考:当ブログ「いだてん」記事シリーズ