全7話を視聴。
内容は基本、最新のこの映画と同じように考えていたが…
スキャンダル Bombshell 日本未公開 アカデミー賞ノミニー
予想を完全に覆された!!!
当初は映画の対比で、シリーズ全体を ×1回で紹介しようと考えていた。
が、各回の内容の絞り込まれ方に唸ったので、何回かに変更。
映画との違いは大きく2つ。
1.「主人公」
映画のG・カールソン(ニコール・キッドマン)ではなく、あくまでもロジャー・エイルズ!
彼を主人公としている。
映画では ジョン・リスゴー がやや無難な感じで演じていたが、こちらはラッセル・クロウ。
ロジャー・エイルズ の化け物ぶりを嬉々として?演じている。
冒頭からかます。
「テレビは世界で一番強力なものだ」
2. 第1回 = アメリカの ニュース専門チャンネル を巡る攻防がメイン。
ロジャー・エイルズ はマイクロソフトとの合併発表直前、CNBCを辞めることに。
当時のボス、ジャック・ウェルチ(!) との条件闘争交渉に入る。
ウェルチ側は競合に行かれてはライバルを強くすることになりかねないので、そういった条項を設けていた。
そこでロジャー・エイルズ はどのライバルかをまで明記してもらうように頼み承諾、受領。
そしてCNBC退局翌朝、衝撃のニュースが発覚する。
マードックが第3のニュース専門チャンネルを立ち上げることを発表。
しかもその局を仕切るのは、ロジャー・エイルズ!
直接表現はされないが、ジャック・ウェルチが激怒したのは間違いない(汗)
そんなアクロバットを演じつつ、また局のトップの座を手に入れたエイルズ。
放送スタジオの場所を押さえ、着々と引き抜きなどでスタッフを揃える。
開局まで11ヶ月。
ただでさえギリギリなのに、ディズニーが8ヶ月後の12月に第4のニュース専門チャンネルを開局するというニュースが!
そこでエイルズはマードックと交渉。
その交渉とは…
といった展開で、第1回は アメリカの ニュース専門チャンネル を巡る攻防がメイン。
日本と違い、3大ネットワークの力が弱まったアメリカならではの状況をたどることができる。
既に将来のスキャンダルに繋がる伏線も巻かれ、マードックの耳には入っているものの…
という第1回。
明らかに映画とは違うことがご理解いただけたと思う!