(2000年以降)
一方で、
(2000年以降)
2000年以降の映画のベスト1級の「グラン・トリノ」の一方で、超駄作も稀にあることがわかる(汗)
とはいえ最近だと、
・「運び屋」「リチャード・ジュエル」「ハドソン川の奇跡」(!)など
・太平洋戦争を日米両側から ×2本連作で描く、痺れるような企画を実現(「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」)
・だけでなく、非常にセンシティブなテーマでさえ映画化(「ヒア アフター」=霊、「チェンジリング」=転生)
・さらにミュージカル映画さえ製作し、好評を得ている(ジャージー・ボーイズ)
基本的には打率は高く、「ハズレ」は非常にまれ。
そのイーストウッドの最新映画が今作。
「グラン・トリノ」をもって「もう積極的に役は探さない」としていたが、「運び屋」に続き彼が 主演。
でまた公開直後、批評が大きく分かれ、誉める方がいる一方、イマイチだという声も少なからず…
で見てみると、ストーリー構成・画角など、全く隙がない。
流石21世紀に入り ×20本以上の映画を仕上げているだけはある。
上映時間も1時間40分程度にコンパクトにまとめており、監督としてのイーストウッドの「手腕」を明確に感じた。
一方で、真逆に不満を覚える方もいることは理解できる。
完成度が高いゆえの「安定感」に、逆に物足りなさを感じさせる、ということだろう。
それゆえの、評価の2分、なのだろうか。
そこで結論 = 無難に仕上がった、実にイーストウッドな映画(笑)
なんて結論だ!