日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



この連休、見損なっていた新作DVDを3本借りて観ていたのですが、その合間にWOWOWのジョニーデップ特集の1本、ネバーランド (原題:Finding NEVERLAND )を観たらこれにハマッてしまいました。その時たまたまブルーな気分だったのが解消し、ぽっと心に灯るものがあり「やっぱ映画はええなあ」気分です。

ピーターパンを書く事になる作家を演ずるジョニーデップはいつもながらにうまい。
子役とのからみとか、天才的。
そして彼はもちろん、ケイス・ウインスレットもいい演技をしていると思いました。
ウインスレットはタイタニックのイメージを私はよくも悪くも引きずってきたのですが、「エターナルサンシャイン」やこの作品でずいぶんアップです。
加えて、名優ダスティン・ホフマンも脇役で登場、例のとぼけっぷりを最後に発揮し、彼らしい味を加えています。
おっと子役の子も忘れてはいけませんね...

決して派手な映画ではなく、演出は抑えめに作家と一家族の心のふれあいをていねいに描いていきながら、この映画のテーマ、「時間」そして「永遠な瞬間」、「愛する人への想い」などを紡ぎ出していきます。

監督は、マーク・フォースターで、「チョコレート (Monster's Ball)」の人。
あの暗さとは対極の話ですが、そのストーリーテリングにはやはり共通したものを感じます。

作品賞、主演男優賞、助演男優賞、美術賞、衣装デザイン賞、編集賞、作曲賞と7部門でアカデミー賞の候補となりながら、作曲賞だけの獲得でしたが、まずこういう地味な作品がそれだけノミネーションをうけたことで良しということでしょうか。

ということで、なんとなく気が進まず先送りにしていたこの映画でしたが、一気に今度はDVD借りてみてもいいかな?とか買ってもいいかもと思わされるところまでいった、ネバーランド Finding NEVERLAND デシタ!
食わず嫌いになりかけていたアナタ!?にお勧めしたいと思います。

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番組トップは、アスレチック・ビルバオ戦。
先制されたものの、ビルバオが1人退場のあと、流れをつかんだバルサ。
続いて、バルサB以下、下部チームの話題。

今日のメインは、選手密着企画?! イニエスタの1日をカメラが追います。
朝のマイカー通勤から、カンプノウのスタジアム内を歩いて練習に向かうシーン、練習に集合したところで立って軽い朝食を食べるエトー&デコがちらっと映るなど、普段見れない映像もありましたね。ややミーハーな企画だなあと思いつつ...(最後に原さんがこの映像は2年前のものであることをさりげなく語るところは、毎週30分のコンテンツを編集するのは大変だなと理解してしまう部分もあります。今週末はユーロ他の国際試合のため、リーガはお休みということもあり、ネタ的には厳しいなと...)

そして最後は、短いながらもけっこうおもしろい企画。
ロナウジーニョの調子が悪いのでは? という声に対しての、ライカールトとマルケスのコメントを集めたもの。 
能力のスゴさは十二分に理解している2人。
開幕前のツアーなどの疲労が試合数の多さがやはり原因のようです。
ワールドカップ中の休養十分で一番元気があったはずのエトーでさえ、ツアー疲労がたまった結果、ケガをして離脱してしまう現状を、チームとしてよく考え直す必要があるのでは?

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新しくなった、 iTunes、ダウンロードしたものの、システム環境があわないというダイアログが出て、なんでい!またゴーマンなAppleが帰ってきたか...と思っていたのですが....
今日Macの立ち上げと同時に推奨ダイアログが出たので、さっそくダウンロードしたら、あっさり更新。ウレシイ。

最新版の目玉として、iTunesショップの写真で知ってはいたつもりだったのですが、今回はジャケット写真を選ぶ感覚で、閲覧できて即聴けるシステムが搭載されました。
この機能、ショップだけでなく、自分のiTunesライブラリでもできることがわかり、ご機嫌です。
(iTunesの右上の検索のヨコの表示ボタンで切り替わります)

しかも、そのめくる感覚は、完璧に 「LP」ジャケット。
つまり、レコードを探す感覚。(決してCDジャケではない感覚。)
まめにジャケット写真を登録しておいて良カッタ!!

これ作った人、わかってるねえ~と感心。
レコード屋あるいは、部屋で次に聴くレコードを1枚1枚選ぶ感覚で、クリックにすることにより「めくって」いくことができ、iTunesでの音楽がまた楽しくなりました!


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去年の9月17日、愛知県豊橋で、SIZZLA KALONJIが、『FRESH AIR SPECIAL in TOYOHASHI』イベントで濃い~いライブかました話は聴いていましたが、1年後にいきなりそのライブそして、+アルファのリリースです!

現在のレゲエ・アーティストでも最高峰とも呼べるシャウトをかまし続ける孤高とも言えるSIZZLAですが、過去にアルバムのオマケCDでのライブ音源、そしてDa Real Tingの追加オマケCD(コレはマジにズルいと思った)とか既にありつつ、これだけ切迫感あるライブ音源は初めて(ザマミロ)と言いきれる出来。
コレは、久々の激ヤバ音源。

マイティクラウンのM.C.に乗って登場するSIZZLA。
そしてAin't Gonna See Us Fall、Solid as a Rock、Thank You Mama、Just One of Those Days、No painなどなど、の数々の名曲を、ほとんどRIDDIM違いで自由闊達にフロウしていく冴えたSIZZLAがここにいます。

これが日本でかまされたことを実現した豊橋クルーにレスペクトです!
いや~マイッタマイッタ....
血がたぎる、とはこういう音源のためにあると思います。
ライン撮りのようで、音質も良好。

唯一の不満は観客のレスポンスが聞こえないことか。
実際はどういう状況だったのだろうかしら?
気になる...

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バルサ・エス・バルサ。06/07版  #7 ついにケガ人が。しかもエトー...

番組トップは、バレンシア戦。
厳しい試合でしたね~
今年も、ビジャにやられっぱなしで終わってしまいました...あとカニサレス。
イニエスタは入ってすぐ結果を出したものの、あとが続かなくて残念。
何にしても、大変な試合でした...
続いて、バルサB他、下部チームの話題。


今日のメインは「鏡の部屋」エジミウソン編の後半。
今回はリヨン時代からバルサ。
リヨンが初優勝するところから参加して、今はバルサで2度の優勝そしてCLチャンピオンを経験というのも、すごいことだなあと....
それにしても、彼もまたマジメな人ですね~

そして最後は、チャンピオンズ・リーグ、ブレーメンの試合。
バレンシア戦から4日でアウエイではつらいのが、試合後のインタビューをみても感じ取れました。
今後で言うと、ロンドンでのアウエイチェルシー戦のあとのサンチャゴ・ベルナベウでのクラシコとかもキツそうです....

なんにしても、ワールドカップ中の休養十分で元気があったはずのエトーの離脱は痛い!!
アメリカツアーなんてやっている場合ではなかったのでは?
ツアー疲れでおかしくなって崩れていったレアル・マドリッドを追随していないでしょうか?!
エトーは完全にフォワードの核だっただけに、ジュリ、グジョンセン、メッシそしてサビオラの奮闘が期待されます!!!


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タイトルに惹かれて「ラテンの秘伝書」風樹(カザキ)茂:著 (東洋経済新報社)を読んでみました。その感想を。


サブタイトルがまずオモシロイ。
「格差社会を生き抜く 最後の切り札」

大前研一氏が「ロウア-ミドルの衝撃」などで本のテーマとしているように、日本では格差社会が進行中...
こんな世の中で生き抜くための知恵を紹介する切り札だそうです。

商社勤務で転勤となった山下クンの視点から、びっくりラテン世界を紹介していく形式で、予想通り、最後には山下クンはラテンの人に変身します。
一通り事件を起こした後、山下クンが読むことになるのが、代々の駐在員が引き継いできた「ラテンの秘伝書」。
日本に南米系のチームが来ると、スタジアムの雰囲気からして全く変わってしまいます!! が、やはり違う世界があるのですね。
ここでは、その「ラテンの秘伝書」の62にわたる項目のうちから、気になったものを5つほどご紹介しましょう。


2.約束の時間には十分遅れて到着しろ
ラテンの人はいつでもどこでも約束よりも遅れてしまうことが多いのです。他者のために時を使ってくれないのです。人は刻一刻と死に向かって進んでいます。時は死を刻むのです。だから、できるだけ自分や身内のために時を使います。

自分や「身内」、というところがいいですね。この時間感覚は、ラテンの基本でしょうか。

43.アシタマニアーナで行け
今日は今日、明日は明日。仕事は時間内で終了するものです。
仕事よりも家族や恋人が大事。残業する人は無能です。

う~んわかりすぎる! 実行してみたいものだ....


『命』系のを2つ。

8.生まれたことに感謝しろ
ラテンでは、子供でも、若者でも、大人でも、老人でも、年に一度の誕生日を盛大に祝います。
生まれたことをみんなが祝ってくれるのです。
自分自身も生まれたことに感謝するのです。
そういう国では、自殺はめったにありません。

16.死体を見ると死にたくなくなる
ラテンでは、死を白日のもとに晒します。誰もが死を具体的にイメージできます。死体は決して美しくありません。だから、死ぬのは怖い、死にたくないという気持ちが自然に培われていきます。
一方、日本では死体を人の目に晒すと、非難の対象になります。マスコミさえ批判するのです。そんな社会では自殺者増加は必死!

16は確かにそうだなと。日本では、「死」があまりに美化されていますよね。
どういうタイミングだと、こういう荒療治も効果的なのでしょうね。


最後にこれかな?

61.ケ・テ・バーヤ・ビエン!
「がんばれ」の対極にある別れの挨拶です。「いいことがあるようにね」ぐらいの意味です。つまり、人間の意志を放棄しています。日本でも、昔は「さらば」と別れました。「さ、あらばあれ」が古風な言い方で、英語風にいえばLet it beです。でも、明治から、特に戦後から、日本ではガンバリズムが主流になり、人の意志や努力を尊び、別れるときにも、「じゃあ、がんばって」などと言います。でも、中東はインシェラ、英語はTake care,スペイン語はQue te vaya bien。努力を尊ぶような挨拶は世界では稀!
 
実にラテンですね。
自分も人との別れ際に「がんばって」とか言ってしまうことがある。気をつけよう。
では、ケ・テ・バーヤ・ビエン!


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