 昨日、さいたまアリーナで今季のフィギュア・スケートの立ち上がりのイベントが２連発で。
その２つは３カ国対抗戦の「ジャパンオープン」と、フィギュア・スケートの祭典「カーニバル・オン・アイス」
「ジャパンオープン」は昨夕ゴールデンタイムで放送されていたのでご覧になった方も多いと思う。
この試合で日本は、残念ながらかなり今イチの状態だった。
本田選手は緊張ありありで固かったし、中野選手も麻央ちゃんも最初のジャンプが決まらず、波に乗れなかった。
また麻央ちゃんの曲が暗く、彼女にあっていないと明確に感じた。
まさかあれで今季いくんじゃないよね....
ということで、残念ながらあまりスッキリしなかった「ジャパンオープン」だった。
ので、その３時間後に行われた「カーニバル・オン・アイス」にも若干の不安があった。
結果から言うと、その杞憂はあっさり消え去り、残ったのは「大満足感」ダイマンゾクカ～ン！
こちらは「ショー」なので、選手は自由にスケートし、飛翔する。
彼らが気持ちよくすべっていることが、観客にもすごくポジティブに伝わる。
その「魅せる」ことをメインにした演目は、どれもワクワクさせるものだった！
今日の16時～テレビ東京系で放送があるので、ハイライトを以下簡単に。
○浅田真央
こちらの演目は彼女の味がたっぷりつまった、スピーディな体の切替を駆使した内容。
赤い衣装もまた素敵！
これは見る価値あり。
○高橋大輔
昨年の怪我からの完全復帰！
○ステファン・ランビエル（スイス プロ）
最新ショーナンバー「Ne me quitte pas」はスケートの「静」の魅力を究極まで高めたと言い切りたい！
わずか数秒の体の仕草だけで観客は魅了される。
完璧！
○荒川静香
１８番のアレは水戸黄門の印籠のように強力（笑）
トリノのあの瞬間にいる気になりました！
（これは放送では露出せず...残念）
ひとつだけ気になったことを。
それは、ゲストの安藤美希。
スパイダーを模した衣装、ダークな演技は、観客からも「これでいいのか」のつぶやきが多数。
曲はマイケル・ナイマンなので、当ブログは通常喜ぶはずのマニアックさなのだが、そうは思えなかった。
麻央の天真爛漫・すっとんきょう（笑）に対抗するには、違う路線に行かざる得ないのはよく理解できるが、この方向では彼女の味も殺されてしまう..,.
アンコールで見事ジャンプを２度も決めたのだが、観客もそれを素直に喜べなかったのだ。
これも放送で確認されたし！
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