~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

レッスン 「子供の情景」

2006年11月27日 14時49分01秒 | レッスン&セミナー
夏のコンペ以来、ひさしぶりに某大学までレッスンを受けに行ってまいりました。
先生はもちろん、K先生です。

本日は「子供の情景」。
全曲ではなく、
 1.異国から  2.珍しいお話  3.鬼ごっこ   5.みたされた幸福
 6.大変なこと 7.トロイメライ 9.木馬の騎士 12.眠る子供
13.詩人のお話
の以上9曲。

一通り弾き終え、師匠
「この曲はたくさんの曲からなりたっていますから、それぞれのキャラクターをもっと鮮明に出すことが大切です。そのためには、ペダル(リズム強調のために短く踏むところ逆に長く音を残すところ)、歌い方、ハーモーニーの弾き方をもっと工夫する必要があります」

では最初から・・というわけで、ご存知第1曲目<異国から>

「もっと、右手を出す必要があります。
ただし上からたたかず、置いたまま押し込むように。発音ははっきりさせなければならないので、それは打鍵時のスピードで調整する。
左手は全体に少し暗めの音色で。ただしバスはしっかりと感じて。
<右手のメロディー><内声の分散和音><バス>の3つの色合いを考えてハーモニーにする」


わ、わかりますわかります・・・が・・・難しいっ!
おそるおそる弾いてみる

「全体に静かな雰囲気はわかりますけど、なにをやっているのかが聴き手に伝わってきません。もっとメロディーをきちんと出してください。
カラオケをやらない

カラオケかも・・たしかに・・・BGMにはいいかもしれんが・・・
で、またおそるおそる

「リズムはリトミックではないですけど<1・2・1・2>腕のなかでとってください。体でとらない。
ベートベンみたいに弾かない
自分に酔わない


次、第2曲目<珍しいお話>

「アウフタクトは次の小節にはいるまえに、こう(ゼスチャーが入る)
ゴムをのばしているようなものなので、慌てて弾かない。」


第3曲目<鬼ごっこ>

「このペダルは短くシャープに。リズムをきかせるためのものですから。左手は置いたままできちんとつかみ、右手のスフォルツァンドは打ち込む。
右手の速い16分音符のスタカートは難しいですが、レガートでまずよく練習してそののち
熱いフライパンに触ってしまった時のように、指先だけを瞬時に離す練習をしたらいい
んじゃないでしょうか?」

第5曲目<みたされた幸福>

「この曲は反対にもっとペダルを長く使う。左右の対話を感じて。
全体に慌てて弾いてます。あまりよくない」
(↑実際、まだまだ全然弾けてません。ひどいです・・・)

第6曲目<大変なこと>

「もっと腕を使って弾いていいでしょう。輝かしい音、左のバス(小指)がもっと要る場所があります(と細かい箇所の指導)」

第7曲<トロイメライ>

「長い音符伸ばしすぎ。拍子がわからなくなるところがあります。
ゆったりとした4拍子をとり、ルバートしすぎない


とだいたいこういう指摘にそって、細かく「ペダルの踏み方」「打鍵の仕方」「内声の弾きかた」「ハーモニーのバランス」等々のチェックが入りました。
あと3曲を残して、時間切れ(講義がおありになるそう)となり、あとは次回へ。

「子供の情景」は譜面はやさしいですが、シューマンエキス満載で大変難しい曲だと思います。音が少ないだけにごまかしがきかないし・・・。
ホロヴィッツ、アルゲリッチといった巨匠の十八番だったことでもあり、ある種のインスピレーションみたいなものも必要かもしれません。

というわけで覚悟はしていましたが、やはりというか勉強どころたくさんで、この曲だけで2月になりそうです・・・