3月29日(金)15:30開場 16:00開演 呉市文化ホール
<第1部 アカデミー受講生による演奏>
1.モーツァルト ピアノ三重奏曲 ハ長調K.548 第1楽章
2.ベートーヴェン ピアノ三重奏曲第5番ニ長調「幽霊」 Op.70-1 第1楽章
3.メンデルスゾーン ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.49 第1楽章
4、マーラー ピアノ四重奏曲 イ短調
5.メンデルスゾーン ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.49 第1楽章
6.ブラームス ピアノ五重奏曲ヘ短調 Op.34 第1楽章
7.メンデルスゾーン ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.49 第1楽章
8.ドヴォルザーク ピアノ五重奏曲第2番イ長調 Op.81第3、4楽章
9.ベートーヴェン 弦楽四重奏曲 第1番ヘ長調 Op.18-1 第1楽章
10.メンデルスゾーン ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.49 第1、2楽章
11.ブラームス ピアノ四重奏曲第1番ト短調 Op.25 第1、4楽章
12.モーツァルト ピアノ四重奏曲第1番ト短調 K.478 第1楽章
13.ブラームス ピアノ三重奏曲第1番ロ長調 Op.8 第1楽章
<第2部 アカデミー講師によるミニコンサート>
1.グリンカ ヴィオラソナタニ短調第1楽章 Va.生野正樹、pf.下田 望
2.シューベルト 「人生の嵐」イ短調 (連弾) pf.松本和将 pf.下田 望
3.ブラームス ピアノ三重奏曲第1番ロ長調Op.8 第1楽章 Pf.松本和将 Vn.上里はな子 Vc.向井 航
4.ブラームス ピアノ四重奏曲第3番ハ短調Op.60 第1、2楽章 pf.松本和将 Vn.上里はな子 Va.生野正樹 Vc.向井 航
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ゲネプロが10~15時、本番16~20時というわけで、室内楽でおなか一杯の一日でした。とくに、メントリ丼は大盛り(笑)。
じっくり聴かせていただきたいところではありますが、そうもいかないのが裏方。時間調整とかセッティングとか撮影とか受付とかまあいろいろあります。ほんとはあるんですけど、あることを感じさせないのがよい裏方ですし、もしもそれに感謝していただけるとしたならば、それを良い演奏で返していただくのがなによりもうれしいことです。
やはり慣れというのもあるのでしょうけど、初日は「弾くだけで精一杯、あとの楽器がなにをしてようが知ったことか(ほんとはそうじゃないのでしょうけど)」みたいな受講生もいらっしゃいましたけど、演奏会では、ちょっとコンタクトをとる余裕とかほかの楽器の息遣いやボウイングを感じる気配もありました。
・・・・こう書くと、簡単そうっていうか、室内楽ってそういうもんでしょ、と思われるでしょうけど、なかなか大変なことで、正直言って、こういう講習会を1回・2回を受けて身に着くようなものでもないと思われます。もちろん、室内楽の経験が初めてでない受講生の方が多かったのですけれど、今後も叱られても怒られても(?!)ぜひ参加していただきたいと思います。
さて、スタッフの特権といいますか、ビデオや写真撮影のために2階席(今回は警備等の都合上締切)から少しだけ聴いてみました。
いいんですよ~響きが(・・・良い思いしてスミマセン)。
演奏するとき、自分の耳を2階席前列あたりに置いて聴ければいいんですけどね。もちろん物理的には不可能なことなんですけど。最近スタッフをやる機会が増えて、ゲネプロ等であちこちの席で響きを聴くことができるので、場所によってもうこんなに違うものなのか、そりゃ席の値段も違うわね・・・と思うことしきりです。
弦楽器はもちろん、演奏者の立ち位置、聴く場所によってものすごく違うのですが、ピアノもちょっとした角度、聴く場所で違いますし、あとほんとにちょっとしたタッチの違いが遠くにいけばいくほど増幅されるというか、ほんとにいい音なのかどうかバレバレになるので、ぜひ耳だけを遠くに持っていくようなイメージを(・・・と自分に言い聞かせる)。
写真は、受講生の大トリ、ブラームスのトリオです。
来年もみなさんの演奏を楽しみにしております!