~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

14年ぶりに着た

2014年03月02日 00時05分39秒 | 家族・友人等

3月1日(土)、息子の卒業式。

10日ほど前、「はて、なにを着ていくことか・・」と急に不安になり(というのは、先日父の一年祭で着たブラックフォーマルがちょっときつめであったということから)、友人に「なに着るの?」とメールしてみたわけです。

たまたまその友人が「着物にしようかと考えてます」と言ってきたことで、「おお、そういうテもあったか」と思ったのではありますけど、

前回着物を着たのはいったいいつ???とつらつら考えるに、それは今をさかのぼること約14年前、息子の七五三(五歳)のときのことであったわけで、着物・帯・小物かれこれ、もうなにがどうなっているやら・・・ほぼ発掘に等しい。

それに今から美容院予約できるのだろうか・・・

確定申告と国立2次試験のモンモンにまみれた2月の25日、えいままよ、と美容院予約。

鹿児島に、「泣こかい、飛ぼかい、泣くよかひッ飛べ(泣こうか飛ぼうか、泣くくらいなら飛んでしまえ)」という、一見、勇気を奨励するかにみえながら無鉄砲きわまりないことわざがありますけど、まあ私、基本精神はこれです。

そして、昨日(2月28日)、自分の桐箱と母の桐箱&タンスの発掘作業。

これが・・ない、ないわけです。目指す着物がない。なぜか足袋もきつい、以前使った帯揚げ、帯締めは若すぎる。もうさんざん探して、ついでということもありほかの着物や帯もいちいち畳紙から出してチェックしてみて、やっといろいろ揃った。そして、こんなときに役に立つじゃないか、80超えた母。

今朝は7:50に美容院に行かねばならなかったのにもかかわらず、起きてみたらなんと7:43。前の人が押してましたので結局は待たされましたけど、心臓に悪いったらないです。

着付け師さん、私よりはひとまわりくらい(?)お姉さまとお見うけしましたが、ツボを心得た締め技がすばらしい。緩まず締めすぎず、かつて着付けを習っていたものとしては、もうほれぼれと見とれるばかり。

うっかりタオルを忘れていきましたら、それも都合してくださり、帯も全然苦しゅうないです(笑)。

帯と言えばですね、自分でこう脇の下あたりにくるぞくるぞ~と思っていたら、思っていたよりだいぶ下で、それはそうなんですよね、私が自分自身で着ていたのは弱冠二十歳の頃、まだお嬢さんの着付けだったわけです(14年前たってそれは30代半ばでありますし)。今や、おばさんというか、押しもオサレもせぬミセスであることを実感。

というわけで、卒業式については、また。