どんどん日が過ぎてしまうので、ここで3月1日(土)の卒業式のことを少しばかり。
2次試験が終わってすぐのせいか、なんだか情報が不確かで、何時集合なのか、午前で終わるのか、どうなのか・・・とにかく始まる時間さえわかればなんとかなるであろう、といういい加減さ。
10時開式。入学式のときちょっと出遅れたら、1階席がなく2階に上がることになったので(近所に住んでいて時間ギリギリに出てきた同じ小学校の人たちが固まってました)、今回はそんなことのないように、とかなり余裕で出たのですが、拍子抜け。余裕ですわれました。体育祭などはおじいちゃんおばあちゃんとかまでこられるうちも多いので、それなりに覚悟してたのですが、ほとんどが親のみで、ということは大部分が付き添い二人以内。一家につき人数制限があったのだろうか・・それすらもわかりません(汗)。
キリスト教の学校なので、式の前半では聖歌とかお祈りとか祝福とかあるわけですが、・・ごめんなさい、私聖歌とか全然知りません。そうなることは入学式の時の経験でわかっていたので、同じ系列校出身の主人にも行ってもらってました。そのへんはさすがに昔とったなんとからしく、そつなく隣でやってました。アーメンのタイミングすらわかりません、私(・・恥)。
卒業証書はクラス全員の名前を呼んだ後、各クラスひとりずつ代表が壇上で受け取ったので、4人上がれば終わり。小学校のような延々上がっては下るのを想像していたので、あっという間。簡潔でよろしいです。
6年前の入学式のときはまだまだ黄色い声でしたけど、さすがに子供っぽい高い声はありません。でも本人たちは「受験終わったばかりで(まだこれから後期もあるし)ここのところろくに声なんか出してないし、練習もなしだしで、これで本番声裏返ったりしたらどうしよう」という不安もあったとか(笑)。たしかに、喉がからからになってて「ひゃい~」とかいったら失笑をくらいますよね。
幸いというか残念というか(違)、そういうこともなく、滞りなく式は進み、卒業生代表あいさつもなかなか印象深い。最後近く、「記念品贈呈」。
「ゆるキャラの着ぐるみ一式を贈ります」
「ありがとう。大切に使います」
私たち母親はうすうすきいていたので噴きませんでしたが、さすがにかなりの笑いが起こりました。このゆるキャラは今回の卒業生が高2のとき、文化祭のために考案したもので、ネーミングもデザインもなかなか秀逸なんですが、高3のときの文化祭ではそれの着ぐるみが突如出現したわけです。
「あれ、どうしたの?どこからお金でたの?」ともちきりで、「卒業記念品の前倒しらしいよ」という噂はきいてましたが、さすがに厳粛な式の中で「ゆるキャラの着ぐるみ一式」はだいぶくだけたワードで、インパクト大でした。
卒業式後はクラスごとに外で記念撮影、再び体育館に入って「思い出の映像」上映。これがよくできてました。先生が作られたそうですが・・・。「鮨二百人前事件」も映ってたし(笑)。
その後、体育館内でのサンドイッチと飲み物の立食で、謝恩会がわり(?)。
なにはともあれ、中・高校卒業しちゃいました。・・・6年間、あっという間。