アネッティワールド

日常の体験から・・・

開明学校 米博物館

2016年05月09日 00時15分35秒 | 愛媛県

卯之町での最後の観光地は開明学校と米博物館です。

この日は春の嵐で傘が一度に2本もバラバラにされました。

 

明治15年に町民の寄付により建築された小学校です。

文明開化に近づこうとする

当時の町民の情熱が感じられます

 

事前予約をすれば袴姿の先生が明治の授業が体験できるそうです。

 

ここから車で5分の所に

米博物館がありました。

旧宇和町小学校校舎を活用して

愛媛県有数の米どころとして紹介しています。

 

 

もう一つの顔として

柱のない109メートル長い廊下が有名です。

この廊下を活用してぞうきんがけレースが行われています。

この日も1回200円で挑戦している子供がいました。

濡れぞうきんがけレースと

乾いたぞうきんがけレースの記録が掲示板に載っていますが

驚きのタイムですね

今の自分では普通に走っても勝てないタイムでした。

 

 

乾いたぞうきんはこのタイムより4秒早かったですね。

 

そのほかに面白い資料として

米一俵の価格の変遷が掲示されていました。(60kg)

田中内閣の時に初めて1万円を超え

昭和最高値で18600円  昭和59~61年(現30~32歳の方が生まれたころが一番高かったんですね)

昭和40年で6308円

昭和35年で4117円

昭和30年で3902円

昭和25年で2064円

昭和20年でたったの60円

昭和19年は18円80銭

昭和10年で10円90銭

このブログを見ていただいている方のほとんどが

この年代に生まれ育ったことでしょうね。

 (平成に入って13年が2万千円超えました)

 

米の価格がその当時の経済状況を反映されているのでしょうが

随分操作されていたのでしょうね。

(TPPでこの価格が半分くらいになると農家はどうなるんでしょうね)

 

米食からパン食へ移って米離れが勢いづいていますが

健康面からも自給率を上げる面からも

そしてブランド米が輸出ができるくらい

米が発展していって欲しいものです。