アネッティワールド

日常の体験から・・・

広島原爆ドーム

2016年05月22日 07時28分09秒 | 広島県

1945年8月6日午前8時15分

西暦は違いますがこの月日と時間はわたくし個人にとっても

偶然の数字でもあるのです。

2度の引っ越しの経験があるのですが

その2度が全くこの日、この時間だったのです。

だから子供心にこの日時は忘れたことがありません。

今回広島経由で帰る一番の目的がここ原爆ドームに来ることでした。

爆心地はここから南東に160メートル離れた

上空580メートルで爆発しました。

 

被災前は広島県産業奨励館でこの部分だけが残ったそうです。

この中で働いていた人は全員亡くなったそうです。

多くの観光客がボランティアの方たちに説明を受けています。

 

鉄骨はむき出しのまま、下は瓦礫で当時の悲惨な様子がそのままの形で残っています。

 

真剣な面持ち聞き入っています。

まだまだ原爆投下の正当性を信じている米国人も多いと聞きます。

 

               「原爆の子の像」

佐々木貞子さんと言う当時2歳だった少女が被爆し

その10年後の小学6年生の時に白血病が発症し

8か月後に亡くなりました。

その時一人の青年の働きかけで原爆で亡くなった

すべての子供たちの慰霊として全国、海外からの支援を受けて

この像が完成したそうです。

 

『これはぼくらの叫びです これは私たちの祈りです 世界に平和をきずくための』

 と刻まれています。

 

 この度、現職アメリカ大統領として初めてここに訪れる予定です。

歴史的なことだし多くの方がこの日を待っていたことでしょう。

しかし何を感じてくれるのかな?

子供のころから原爆投下を終戦の早期解決と

米ソによる日本の南北分断化阻止と教えられてきました。

 

しかし戦争に正当性なんかないですよね。

 

何やら平和公園の方でイベントが開催されいるようです。

ちょっと覗いてみることに