リフォーム徒然なるままに Reform turezure naru-mamani

我が家のリフォーム日記です。忘れないように記録していきます。参考になれば幸いです。

名医と出会うことが出来たときは、ほんとうに幸せ!

2007-03-12 06:05:14 | Weblog
土曜日のブログで、川嶋先生のことを書いた。
この先生が書いた著書(心も体も「冷え」が万病のもと)を読むと、いい先生だと言うことがよく分かる。

私が今まで出会ったいい先生は、川嶋先生と同じようによく話を訊いてくれた。

50代を迎えようとしているとき、毎日肩がこってどうしようもなく、ある内科を訪れた。
どうしたのですかと医師が訊くので、私は症状を簡単に話した。

びっくりしたのは、上半身裸になって、どこがこるのかさわって触診する。
たいていの、医者は聴診器を当てればいいほうで、血液検査、レントゲンなど機械だよりの検査をして、処方箋を出しておわりだ。
(機械による検査が必要ないと言うことではない。しかし、たいていの医者はどうして患者にそういう症状が出てきているのかを訊こうともしない)

しかし、その女医は、私の症状や生活の様子を訊き、肩を回させて、どこが痛むか指で触れて、
「痛むのは、ここでしょ」
と、ぴったり言い当てた。
「あなたの場合、目から来ています」
「この病院に眼科があるから、そこへ行きメガネを作りなさい」
と、診断してくれた。
そして、肩が痛むときは、こうして腕を回すのですよと、手を取って一つ一つ教えてくれた。

私が子どもの頃は、町医者に行くと、聴診器あてよく触診したものだ。
それが、最近はまったくそうした診察はなく、ほとんど検査器具やレントゲン、MRIなどの診断機械に医者は頼っている。

しかし、その女医はそんなものは何も使わずに、私の症状と触診、そして生活(仕事)の様子から、一発で的確な診断をしてくれた。

女医の言うとおり、眼科へ行って、遠近両用のメガネ(老眼)を作ると、うそのように肩こりがとれた。

ほんとうに感動した

残念ながらその女医は、我が家の近くから少し遠くへ移って開業している。
遠いので、その後行ったことはないがきっと混み合っているに違いない。

その女医には、義母も世話になっていて頭痛がすると言って診断してもらったら、すぐ入院するよう診断され、命拾いをした。
義母は、女医が病院を辞め開業すると話を聞いて、菓子折を持ってお礼に行ったとあとから聞いた。

川嶋先生も1時間は患者の話を聞いて、診断する(もちろん触診もする)という。
予約しないと受診できないらしい。

名医とは、患者の立場に立って患者と共に苦痛を分かち合い(話を良く訊いてくれ)、苦痛を取り除いたり緩和したりしてくれる術(すべ)を持っている医師のことだと思う。

大学病院にもいるが、町医者にも名医はたくさんいる。

こういう名医と出会うことが出来たときは、ほんとうに幸せである。