ザウルスのエクセルはとても便利である。
小さい画面ながら、入力は簡単にできる。
何よりもありがたいのは、小さくてキーボードを持ち歩く必要がないことだ。
(1)ザウルスのエクセルを「ユーロ→円」換算機として利用
これは、きわめて簡単だが、便利だった。
日本国内で円をユーロに換えたときのレートが167円。
A B C
ユーロ レート 円
としておき、レートには167を固定。
ユーロには、イタリアで買いたい品物の価格を入力すると、Cに日本円で表示されるという実に簡単な仕組み。
Bは、交換時のレートを入力しておき、Cには”=A1*B1"としておけば、あとは"A1"のユーロに買いたい物の価格を入れるだけ。
買いたい物の価格が1桁ならいいのだが、2桁3桁になるとどうしても直感的には分からない。
そこで、ザウルスの登場となる。
(インド人のように2桁の九九ができれば、概算があっという間にできるのだが・・・)
これは、10ユーロまでのものなら必要ないが、それ以上になると「日本円」でいくらになるかという金銭感覚を養うのにとても役だった。
特にお土産を買うときにどれくらいなのか、日本円での感覚でないと分からなかった。
もっとも、慣れるうちに「日本円」を意識しなくなってくる。
イタリアにはイタリアの金銭感覚があり、旅をしているうちにだんだん分かってくる。
旅の終わりにはユーロも底をついてくるので、あと何ユーロということだけ意識すればすむが・・・(笑)
こんなことができるのは、ザウルスの起動が瞬時だからである。
(2)妻と2人で楽しんだ「金銭出納帳」
と言っても、出納の「納」つまりお金の入りはなかった。
日本で1度ユーロに換えて、高額なお土産はカードで買うつもりだったからである。
つまり、現金は日々の細かな出金のみとして考えていた。
高額(私たちにとっては・・・)な現金をもっているとどうなるか分からないという心配もあったので。
実際、いざというときのために現金は妻と2人で1/2ずつ持つことにした。
2人同時におそわれない限り、被害は1/2ですむからだ。
この金銭出納帳はただ、足し算を行うという実に簡単なもの。
A B C D
日付 品名 金額 合計
というたった4列の表である。
日付の欄には、日付や観光地名を記入した。
品名は、「水」が一番多かった。
金額は、「水」ならその価格。
最高3.5ユーロから1ユーロまでさまざまだった。
これを毎日記録していった。
Dの欄(セル)は、その前の合計と累計されるように2行目からは"=D1+C2"として、あとは、それをコピーするだけで累計が「合計」欄に表示される。
私の役目は、その日の使ったユーロの品目と価格を入力すること。
妻が支出している分もあるし、私が支出している分もある。
毎日、正確に記録(入力)しているので、間違いないはずであった。
イタリアでは一番移動距離(乗っている時間)が長かったのが「ユーロスター」に乗っているとき。
風景を見ているのもあきた頃、妻と2人でその日の品目と金額を全部入力した。
そして、お互いの残金を合計してみた。
どんぴしゃり。
(ユーロの残金)=(両替したユーロ)-(使ったユーロの合計)
だった。
妻と2人で「やったー」と喜んだ。
「使途不明金」は、1ユーロもないことが証明できてほっ
このエクセルの「金銭出納帳」は、実に役立った。
累計がいつも表示されるので、残金がいくらあるかいつでも分かる。
もちろん、「使途不明金」もいつでも分かる
そうしたことが可能なのは、入力がきわめて容易なことにある。
例えば、ウフィツィ美術館と入力するのもキーボードでは、考えてしまう。
「ufitsi」と入力すればいいのだが、ザウルスの「手書き文字入力」ならそのまま
「ウフィツィ」と1文字ずつ入力すれば認識してくれる。
(小さい「ィ」は小さい「ィ」として認識してくれる)
数字の入力もテンキーのソフトキーボードから入力できるので、素早い。
時間があるときは、パソコンのキーボードでもいいのだが、時間がないときはいちいち入力の仕方など考えていられない。
まさに、考えるための「ツール」であり、その場できちんと判断できる情報を返してくれる「携帯情報端末」はほかにないと思う。
もっとも、正確に入力できなかったり、でたらめだったりしたのでは、判断材料にならないが・・・(笑)
小さい画面ながら、入力は簡単にできる。
何よりもありがたいのは、小さくてキーボードを持ち歩く必要がないことだ。
(1)ザウルスのエクセルを「ユーロ→円」換算機として利用
これは、きわめて簡単だが、便利だった。
日本国内で円をユーロに換えたときのレートが167円。
A B C
ユーロ レート 円
としておき、レートには167を固定。
ユーロには、イタリアで買いたい品物の価格を入力すると、Cに日本円で表示されるという実に簡単な仕組み。
Bは、交換時のレートを入力しておき、Cには”=A1*B1"としておけば、あとは"A1"のユーロに買いたい物の価格を入れるだけ。
買いたい物の価格が1桁ならいいのだが、2桁3桁になるとどうしても直感的には分からない。
そこで、ザウルスの登場となる。
(インド人のように2桁の九九ができれば、概算があっという間にできるのだが・・・)
これは、10ユーロまでのものなら必要ないが、それ以上になると「日本円」でいくらになるかという金銭感覚を養うのにとても役だった。
特にお土産を買うときにどれくらいなのか、日本円での感覚でないと分からなかった。
もっとも、慣れるうちに「日本円」を意識しなくなってくる。
イタリアにはイタリアの金銭感覚があり、旅をしているうちにだんだん分かってくる。
旅の終わりにはユーロも底をついてくるので、あと何ユーロということだけ意識すればすむが・・・(笑)
こんなことができるのは、ザウルスの起動が瞬時だからである。
(2)妻と2人で楽しんだ「金銭出納帳」
と言っても、出納の「納」つまりお金の入りはなかった。
日本で1度ユーロに換えて、高額なお土産はカードで買うつもりだったからである。
つまり、現金は日々の細かな出金のみとして考えていた。
高額(私たちにとっては・・・)な現金をもっているとどうなるか分からないという心配もあったので。
実際、いざというときのために現金は妻と2人で1/2ずつ持つことにした。
2人同時におそわれない限り、被害は1/2ですむからだ。
この金銭出納帳はただ、足し算を行うという実に簡単なもの。
A B C D
日付 品名 金額 合計
というたった4列の表である。
日付の欄には、日付や観光地名を記入した。
品名は、「水」が一番多かった。
金額は、「水」ならその価格。
最高3.5ユーロから1ユーロまでさまざまだった。
これを毎日記録していった。
Dの欄(セル)は、その前の合計と累計されるように2行目からは"=D1+C2"として、あとは、それをコピーするだけで累計が「合計」欄に表示される。
私の役目は、その日の使ったユーロの品目と価格を入力すること。
妻が支出している分もあるし、私が支出している分もある。
毎日、正確に記録(入力)しているので、間違いないはずであった。
イタリアでは一番移動距離(乗っている時間)が長かったのが「ユーロスター」に乗っているとき。
風景を見ているのもあきた頃、妻と2人でその日の品目と金額を全部入力した。
そして、お互いの残金を合計してみた。
どんぴしゃり。
(ユーロの残金)=(両替したユーロ)-(使ったユーロの合計)
だった。
妻と2人で「やったー」と喜んだ。
「使途不明金」は、1ユーロもないことが証明できてほっ
このエクセルの「金銭出納帳」は、実に役立った。
累計がいつも表示されるので、残金がいくらあるかいつでも分かる。
もちろん、「使途不明金」もいつでも分かる
そうしたことが可能なのは、入力がきわめて容易なことにある。
例えば、ウフィツィ美術館と入力するのもキーボードでは、考えてしまう。
「ufitsi」と入力すればいいのだが、ザウルスの「手書き文字入力」ならそのまま
「ウフィツィ」と1文字ずつ入力すれば認識してくれる。
(小さい「ィ」は小さい「ィ」として認識してくれる)
数字の入力もテンキーのソフトキーボードから入力できるので、素早い。
時間があるときは、パソコンのキーボードでもいいのだが、時間がないときはいちいち入力の仕方など考えていられない。
まさに、考えるための「ツール」であり、その場できちんと判断できる情報を返してくれる「携帯情報端末」はほかにないと思う。
もっとも、正確に入力できなかったり、でたらめだったりしたのでは、判断材料にならないが・・・(笑)