文科省が今年の学力調査結果を発表した。
http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20071026/に簡潔にまとめられている。
それによると、小学生(総合)回答率のランキング
1位 秋田県
2位 福井県
3位 香川県
4位 青森県
中学生(総合)のランキング
1位 福井県
2位 富山県
3位 秋田県
4位 石川県
小中学生(総合)のランキング
1位 秋田県
2位 福井県
3位 富山県
4位 香川県
どこも、農業県ではないか。
と、前々回書いた。(これは、平成19年度の結果だが)
秋田、福井、富山、青森の各県は北陸ないしは東北で、冬の寒さも厳しい。
だから、辛抱強くなる・・・
学力調査の結果も好成績になることが納得できた。
だが、どうして「香川県が?」とずっと考えていた。
朝日の9月8日付の記事を読んで、なるほどど合点した。
「食育で生活改善」のタイトルで、香川県についてこう書かれている。
「弁当の日はもともと、01年に香川県綾川町滝宮小学校で始まった。年に数回、子ども自身に弁当を作らせることで自立や家族との交流を促す。
その後、小中学校を中心に広がり、全国16大学でも様々な形で行われるようになった」
とある。
私も、自作弁当を作るようになって、何が一番変わったかというと昼の弁当を食べるのが楽しくなったことだ。
それまでは、昼食は仕事の合間の燃料補給という感じでしかとらえていなかった。
それと、ちょっとした息抜き。
今では、弁当を食べるのが楽しみで、一生懸命仕事もできる。
(今まで以上にということですので、念のため)
張り合いもできる。
すべてが、好循環になる。
自作弁当作りは、単に栄養補給ではなく、まさに「意欲」の源泉になっている。
もちろん、「自立」という意味も大きい。
自作しなければ、食事とくに昼食は永遠にだれかのお世話になるしかない。
しかし、単に「自立」という以上に、誰かの世話になっていることで、「意欲」をそがれているということに、今まで気づかなかった。
昨日のNHKの「クローズアップ現代」をごらんになっただろうか?
介護でお年寄りに「おむつ」をするとそれにたよりきりになって、足腰が弱くなるとのことであった。
改善するために、「おむつ」をはずす訓練をするということであった。
その最大の理由は「立って歩いて自分で排泄するという意欲が失われる」ということであった。
そう考えると、私は自作をしなかったばかりに「意欲を失っていた」のだ。
香川県綾川町滝宮小学校の活動は、まさに卓見というほかない。
滝宮小学校のホームページの「学校からのお知らせ」内に「弁当の日」について写真付きで説明があります。
子どもとお母さんの「攻防戦」があるとのこと。
攻防戦の中身は、是非滝宮小学校のホームページをご覧ください。
ほほえましいです。
また、ほとんどの人(6年生)が5時から5時半には起きているとのことです。
滝宮小学校のホームページ、弁当の日の説明に、「弁当の日のルール」というのがある。
①親が手伝わない
②月1回第三月曜日
③買い出しから片づけまで自分でする
思わず、なるほどとうなってしまった。
特にすごいと思ったのは③である。
弁当を作ってみると分かるのは、一番大事なのは準備である。
つまり、何を食べるか、そのために何を買うか、どのような手順で調理するか、特に買い出しはすべての始まりである。
そして、いざ調理となると、必要な調理器具、調味料、器などのありかをすべて自分自身が分かっていなければならない。
ルール①があるから、これらをすべて自分でやることになる。
これを、2001年から始めたんだから、力がつくのはもはや「当然」だろう。
「あたりまえ」である。
私の大好きな言葉、
「当たり前を守り、当たり前を破る」
これが、なかなかできそうでできない。
それにしても、子どもたちが作ったお弁当はおいしそう。
卵焼き、ウィンナー、私も大好き。
大好きがいっぱいのお弁当。
私も子どもたちに負けないよう、おいしいお弁当をつくろう!
http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20071026/に簡潔にまとめられている。
それによると、小学生(総合)回答率のランキング
1位 秋田県
2位 福井県
3位 香川県
4位 青森県
中学生(総合)のランキング
1位 福井県
2位 富山県
3位 秋田県
4位 石川県
小中学生(総合)のランキング
1位 秋田県
2位 福井県
3位 富山県
4位 香川県
どこも、農業県ではないか。
と、前々回書いた。(これは、平成19年度の結果だが)
秋田、福井、富山、青森の各県は北陸ないしは東北で、冬の寒さも厳しい。
だから、辛抱強くなる・・・
学力調査の結果も好成績になることが納得できた。
だが、どうして「香川県が?」とずっと考えていた。
朝日の9月8日付の記事を読んで、なるほどど合点した。
「食育で生活改善」のタイトルで、香川県についてこう書かれている。
「弁当の日はもともと、01年に香川県綾川町滝宮小学校で始まった。年に数回、子ども自身に弁当を作らせることで自立や家族との交流を促す。
その後、小中学校を中心に広がり、全国16大学でも様々な形で行われるようになった」
とある。
私も、自作弁当を作るようになって、何が一番変わったかというと昼の弁当を食べるのが楽しくなったことだ。
それまでは、昼食は仕事の合間の燃料補給という感じでしかとらえていなかった。
それと、ちょっとした息抜き。
今では、弁当を食べるのが楽しみで、一生懸命仕事もできる。
(今まで以上にということですので、念のため)
張り合いもできる。
すべてが、好循環になる。
自作弁当作りは、単に栄養補給ではなく、まさに「意欲」の源泉になっている。
もちろん、「自立」という意味も大きい。
自作しなければ、食事とくに昼食は永遠にだれかのお世話になるしかない。
しかし、単に「自立」という以上に、誰かの世話になっていることで、「意欲」をそがれているということに、今まで気づかなかった。
昨日のNHKの「クローズアップ現代」をごらんになっただろうか?
介護でお年寄りに「おむつ」をするとそれにたよりきりになって、足腰が弱くなるとのことであった。
改善するために、「おむつ」をはずす訓練をするということであった。
その最大の理由は「立って歩いて自分で排泄するという意欲が失われる」ということであった。
そう考えると、私は自作をしなかったばかりに「意欲を失っていた」のだ。
香川県綾川町滝宮小学校の活動は、まさに卓見というほかない。
滝宮小学校のホームページの「学校からのお知らせ」内に「弁当の日」について写真付きで説明があります。
子どもとお母さんの「攻防戦」があるとのこと。
攻防戦の中身は、是非滝宮小学校のホームページをご覧ください。
ほほえましいです。
また、ほとんどの人(6年生)が5時から5時半には起きているとのことです。
滝宮小学校のホームページ、弁当の日の説明に、「弁当の日のルール」というのがある。
①親が手伝わない
②月1回第三月曜日
③買い出しから片づけまで自分でする
思わず、なるほどとうなってしまった。
特にすごいと思ったのは③である。
弁当を作ってみると分かるのは、一番大事なのは準備である。
つまり、何を食べるか、そのために何を買うか、どのような手順で調理するか、特に買い出しはすべての始まりである。
そして、いざ調理となると、必要な調理器具、調味料、器などのありかをすべて自分自身が分かっていなければならない。
ルール①があるから、これらをすべて自分でやることになる。
これを、2001年から始めたんだから、力がつくのはもはや「当然」だろう。
「あたりまえ」である。
私の大好きな言葉、
「当たり前を守り、当たり前を破る」
これが、なかなかできそうでできない。
それにしても、子どもたちが作ったお弁当はおいしそう。
卵焼き、ウィンナー、私も大好き。
大好きがいっぱいのお弁当。
私も子どもたちに負けないよう、おいしいお弁当をつくろう!