北京オリンピックが目前に迫っている。
私は全世界に中継される開会式が、今から楽しみで仕方がない。
なぜなら、バルコニーから中国共産党・習近平独裁政権を支える、人権無視国家の首脳が顔をそろえるからだ。
そして、中国共産党・習近平独裁政権を支えるスポンサー企業のロゴが、開会式の会場に張り巡らされるからだ。
「人権無視国家」と「人権無視企業」が一度に展覧できる機会なんてそうそうない。
昔、大学時代の指導教員だったある教授が私にこう語った。
「研究する『兵隊』なんてたくさんいるから大丈夫だよ!」
そうか、私も兵隊なのか?
どうなってもいいのだ。
教授にとって私は。
実に正直にその教授は、本音を私に吐露した。
岸田総理、あなたは習近平の「兵隊」ですね。
北京オリンピックの開会式に出席されれば。
当然のこと、林外相が出席しても、岸田内閣は習近平の「兵隊」でしょう。
当然そうなれば、西側を中心とする民主主義国家は、岸田内閣の日本を習近平の「兵隊」とみなすでしょう。
私は、北京オリンピックで習近平は自分以外のすべてを「兵隊」とみなしていると思います。
いや、北京オリンピック以外でもそう思っているのですが。
だから、中国の女性テニス選手のように、「兵隊」の人権などどうでもいいのです。
当然、北京オリンピックの開会式に集まる選手を、中国共産党・独裁政権の習近平は、「兵隊」もしくは「駒」としか思っていません。
当然、開会式に集まる各国の首脳や外交使節団も「兵隊」としか思っていません。
だから、アメリカなど西側を中心とするファイブスターをはじめとする民主主義国家の首脳および外交使節団は今から外交的ボイコットを検討するか表明しています。
自分および自分の国は、習近平の「兵隊」ではないと思っているからです。
北京オリンピックの開会式では、中国の習近平国家主席以外、すべて「兵隊」なのです。
ロシアのプーチン大統領を含めて。
それが、人権のない独裁政権の本質です。
どうしますか?
あなたは、「兵隊」として北京オリンピックの開会式に出席しますか?
あなたは、「兵隊」になる外交使節団を開会式に出席させますか?
習近平から「兵隊」として、北京オリンピックの開会式のバルコニーから見下され、人権無視の独裁政権を支える選手つまり「兵隊」を派遣しますか?
貴重な国民の税金を使って。
そして、あなたも選手と一緒に「兵隊」になって、人権無視・独裁政権の習近平を支えますか?
習近平の「兵隊」、IOCの誰かさんと一緒に。