現在、河川に放流するアユの種類は何種類なのだろうか
平成6年頃だったかな冷水病という言葉が、謎のアユの病気として出始めたのは・・・
その関係で、病気に強いと云われた種苗を、どの漁協も購入し放流してきた
結果は、残残なものになっていった
年券を買って解禁日に行っても、アユの反応がない年が続き、釣り人離れが始まった。
それでも、各河川の組合は義務放流という、組合存続の条件を満たすために闇雲?に業者に言われるままに買って放流してきた
海産系のアユが冷水病に強いのが判ってから、天然遡上の河川が見直され、遠隔地から釣り師が集まった
放流種苗も琵琶湖から海産系のアユて縄張り形成が悪く追いが悪かった
養殖池で育った海産系の種苗は、特に放流しても縄張り形成が遅いのと、仲良く集団行動し友釣りの対象とはならなかった
それでも、放流義務は果たしているので、組合の存続はできた
しかし、組合員の離脱が始まり、遊漁券販売も落ち込み、収入はがた減りとなっていった
収入が落ち込むと使えるお金が少なくなるから、とにかく安い種苗を買って放流する
安い種苗は値段通りアユの形をした魚でしかなく、釣りの対象とはならなかった
しかし、終盤まで残ればたて網にかかり、釣り人には言い訳ができた
安いアユと高いアユの違いは、ただ単に売れ残ったからではないし、同じアユでもない
養殖池では、上から餌を撒くので強いアユは直ぐに餌に飛びつく・・
下側の尾びれが発達し、大きくなっているのもその理由
大きくなった種苗と小さい種苗は、選別され大きい種苗から早期に販売ルートに乗る
安い種苗は、何度となく選別された残りのアユで、大きくなるまで時間がかかったアユ
時間をかけて育てたアユを安く売るのは販売業者の経営上の事もあるだろうが、弱いアユ・自然界では育ちにくいアユ、たとえ生き残っても釣りの対象にならないのを知っているし、買うほうも放流種苗が安れければそれで良いという利害が一致しているからだろう
人工産種苗を多く放流してきた関西の河川では、大量の遡上アユがあっても縄張りを形成しないアユの形をした魚に変貌してきている
そこで、追いの良い琵琶湖産の性格と、冷水病に強い海産の遡上アユを掛け合わした、ハイブリッドアユが登場してきた
今年放流され、そこそこの成果が見られたようだが、しかし、その種苗が河川での産卵まで生き残り、翌年遡上する立証実験はされたのだろうか?
何千年も交配が続き淘汰され生き残ったアユを、人間の思いで自然界にないものを放って良いのだろうか?
琵琶湖のアユが昨年末は前年度に対し成育状況が二割弱と発表され、種苗単価が輸送量の高騰も相まって高くなった
結果は、6月に入ってから大量に河川に遡上してきていた
理由は、前年度の産卵期の水温の関係と思う
水温が下がるか、日照時間が短くなると抱卵し始める
しかし、水温が高いと稚魚が死ぬ確率が高いので、抱卵しても産卵を遅らすという遺伝子保護の自己防衛があったのだろう
産卵が遅れると、遡上時期も遅れる・・・自然のアユには当たり前のことなのだろう
今年も水温がまだまだ高い
来年も今年同様の状況になるだろう
琵琶湖のアユが冷水病に弱いという認識は、改めなければいけない
釣り味の勝る琵琶湖産アユの復活・・しかしながら琵琶湖に注ぐ河川に遡上した稚魚の事で、養殖池の琵琶湖産?アユではない
牛肉と同じで、ブランドに騙され〇〇県から滋賀県に持ち込んで、琵琶湖のアユと称して売る業者の話も聞いている
琵琶湖のアユが友釣りを盛んにしたのは、過去累々と貧食生活を味わい、食に貪欲な性格により縄張り意識が高い理由からだ
広島の河川で水〇川では、今年放流したアユの生存率が非常に悪かった
前年もだが、今年は特に悪かった
理由は、放流した琵琶湖の稚魚が、良かった年とは全く異なる稚魚を放流したからだ
良かった時は、河川に遡上する前にサデ網漁で獲った稚魚を、温浴処理しそのまま河川まで持ち込んで放流したから
そのアユを放流できなかったのは、サデ網漁師が高齢で少なくなり獲れなかったし遡上が少なかったと言っていたと聞いた
しかし、同じ琵琶湖の河川で安曇川のサデ網漁では、獲れすぎて6月半ばで1.5トンも取れたと聞いた
その稚魚を放流した河川では、7月中旬にはバンバンに大きく育ち河川を賑わしたそうだ
兎に角、漁協さんの横の繋がり、情報の共有があれば、つまらない買い物で苦情を言われなくても良いなるのだが
騙してでも売ろうとする業者と、放流すれば義務放流を果たしたと勘違いする組合が居れば、友釣り苦難は続くだろう
遺伝子操作した食品は厳しく公表されるが、琵琶湖のアユと海産のアユの人工交配種苗については、倫理的考察はないのだろうか?
平成6年頃だったかな冷水病という言葉が、謎のアユの病気として出始めたのは・・・
その関係で、病気に強いと云われた種苗を、どの漁協も購入し放流してきた
結果は、残残なものになっていった
年券を買って解禁日に行っても、アユの反応がない年が続き、釣り人離れが始まった。
それでも、各河川の組合は義務放流という、組合存続の条件を満たすために闇雲?に業者に言われるままに買って放流してきた
海産系のアユが冷水病に強いのが判ってから、天然遡上の河川が見直され、遠隔地から釣り師が集まった
放流種苗も琵琶湖から海産系のアユて縄張り形成が悪く追いが悪かった
養殖池で育った海産系の種苗は、特に放流しても縄張り形成が遅いのと、仲良く集団行動し友釣りの対象とはならなかった
それでも、放流義務は果たしているので、組合の存続はできた
しかし、組合員の離脱が始まり、遊漁券販売も落ち込み、収入はがた減りとなっていった
収入が落ち込むと使えるお金が少なくなるから、とにかく安い種苗を買って放流する
安い種苗は値段通りアユの形をした魚でしかなく、釣りの対象とはならなかった
しかし、終盤まで残ればたて網にかかり、釣り人には言い訳ができた
安いアユと高いアユの違いは、ただ単に売れ残ったからではないし、同じアユでもない
養殖池では、上から餌を撒くので強いアユは直ぐに餌に飛びつく・・
下側の尾びれが発達し、大きくなっているのもその理由
大きくなった種苗と小さい種苗は、選別され大きい種苗から早期に販売ルートに乗る
安い種苗は、何度となく選別された残りのアユで、大きくなるまで時間がかかったアユ
時間をかけて育てたアユを安く売るのは販売業者の経営上の事もあるだろうが、弱いアユ・自然界では育ちにくいアユ、たとえ生き残っても釣りの対象にならないのを知っているし、買うほうも放流種苗が安れければそれで良いという利害が一致しているからだろう
人工産種苗を多く放流してきた関西の河川では、大量の遡上アユがあっても縄張りを形成しないアユの形をした魚に変貌してきている
そこで、追いの良い琵琶湖産の性格と、冷水病に強い海産の遡上アユを掛け合わした、ハイブリッドアユが登場してきた
今年放流され、そこそこの成果が見られたようだが、しかし、その種苗が河川での産卵まで生き残り、翌年遡上する立証実験はされたのだろうか?
何千年も交配が続き淘汰され生き残ったアユを、人間の思いで自然界にないものを放って良いのだろうか?
琵琶湖のアユが昨年末は前年度に対し成育状況が二割弱と発表され、種苗単価が輸送量の高騰も相まって高くなった
結果は、6月に入ってから大量に河川に遡上してきていた
理由は、前年度の産卵期の水温の関係と思う
水温が下がるか、日照時間が短くなると抱卵し始める
しかし、水温が高いと稚魚が死ぬ確率が高いので、抱卵しても産卵を遅らすという遺伝子保護の自己防衛があったのだろう
産卵が遅れると、遡上時期も遅れる・・・自然のアユには当たり前のことなのだろう
今年も水温がまだまだ高い
来年も今年同様の状況になるだろう
琵琶湖のアユが冷水病に弱いという認識は、改めなければいけない
釣り味の勝る琵琶湖産アユの復活・・しかしながら琵琶湖に注ぐ河川に遡上した稚魚の事で、養殖池の琵琶湖産?アユではない
牛肉と同じで、ブランドに騙され〇〇県から滋賀県に持ち込んで、琵琶湖のアユと称して売る業者の話も聞いている
琵琶湖のアユが友釣りを盛んにしたのは、過去累々と貧食生活を味わい、食に貪欲な性格により縄張り意識が高い理由からだ
広島の河川で水〇川では、今年放流したアユの生存率が非常に悪かった
前年もだが、今年は特に悪かった
理由は、放流した琵琶湖の稚魚が、良かった年とは全く異なる稚魚を放流したからだ
良かった時は、河川に遡上する前にサデ網漁で獲った稚魚を、温浴処理しそのまま河川まで持ち込んで放流したから
そのアユを放流できなかったのは、サデ網漁師が高齢で少なくなり獲れなかったし遡上が少なかったと言っていたと聞いた
しかし、同じ琵琶湖の河川で安曇川のサデ網漁では、獲れすぎて6月半ばで1.5トンも取れたと聞いた
その稚魚を放流した河川では、7月中旬にはバンバンに大きく育ち河川を賑わしたそうだ
兎に角、漁協さんの横の繋がり、情報の共有があれば、つまらない買い物で苦情を言われなくても良いなるのだが
騙してでも売ろうとする業者と、放流すれば義務放流を果たしたと勘違いする組合が居れば、友釣り苦難は続くだろう
遺伝子操作した食品は厳しく公表されるが、琵琶湖のアユと海産のアユの人工交配種苗については、倫理的考察はないのだろうか?