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2017鮎祭り・・④

2017-04-27 18:36:19 | ブログ
知りたい!
見たい!
が、ついに実現した
JFTの重鎮で名人の服部義正さんとの出会い
太田川で鮎釣りをしていた際、私の釣りをご覧になりJFTに推薦となったのです
その結果、和歌山の日高川で開催される鮎トーナメントの予選会(現:フレッシュトーナメント)に応募
出場が決定しました
広島から3人参加し、初めての日高川に挑戦しました
その時の支部長が、相台広美さん
名前の広美??
お会いすると想像と真逆の天狗のような方でした
自らが天狗会というクラブを結成されていて!理解ました
相台さんには、鮎の神髄を学びました
想像だにもしなかったポイント選び
移動!の速さ
当時の太田川のように、動かず幾らでも釣れるのは皆無
海産鮎の性格は、未知の世界でした
さて、初めての日高川
最初に釣れたのは、石
マルトのハリは石も貫くのか??
ではなく、この川の特徴なのか?穴ぼこだらけの石にハリが掛かったのです
初めての経験なので、鮎ではないのは判ったが
重い!引かない!でも、寄って来る??
近づいて見ると、オトリの後ろに石付いてきていました
オトリはヘロヘロ
オトリを交換しても、またまた石が邪魔して万事休す
他の選手を見学することになりました
悔しい思い出ですが、石に掛かリ憎いハリを考えるきっかけにはなりました
また、前泊した宿には、彼方此方の腕自慢が集まっており、情報の宝庫でした
生の話を聞けるチャンスは、広島で釣っていたら皆無だったでしょう
何回か挑戦した結果、広島の三角さんがトーナメントの出場資格を得ました
やっと、大会に同行するチャンスが生まれました
選手でなくても見て聞いてが、成長の早道なので・・・
と、格好良く言いたいのですが、JFTの選手の釣りを見て、諦めました
レベルが、違いすぎました
と、諦めたのが、後に幸いをもたらしました
つづく・・・


2017鮎祭り・・③

2017-04-20 17:28:15 | ブログ
さてさて、展示会場に行くまでに困った事が・・・
行ったことが無いので、メーカーが着る服装が判らない
遊び着ではダメだし、迷った挙句がお決まりのスーツ
ネクタイ締めて、説明にあたった
声掛けをするのではなく、黙々とイカリラクラクを使ってハリ巻き
気になった方が、立ち止まり質問し始めると・・
段々と人だかりができた
人が人を呼ぶ
結構な方が、見て感心していた
『いつから発売するのか・?』
『良く考えたな~』
『簡単に自分でも作れるな~』
大体が、そのような会話
そうこうしていると、白衣を着た二人組がやってきた
「すみません、どのように使うのか見せてください」
丁寧にお願いしてきた
早速、実演して見せると・・
「素晴らしい」と一言
「お客様から、新発売のハリ巻き器の説明をしていたら、そんな高くてややこしい道具より
安くて簡単な仕掛け巻きの道具があるよ」といわれて来たとの事
松下の方でした
そんなこんなで、ドキドキでの業界デビューでした
あとは、営業の方が仕掛け方法を覚えて、問屋さんに持ち込んで販売して頂きました
厚紙の台紙にイカリラクラクを二枚と説明書を入れたビニール袋を、ホッチキスで止め1袋100円で販売
結構、売れました
しかし安い商品では、手間が掛かって儲けが余りなかったと、記憶しています
ただ、業界にデビューするタイミングは良かった
この時期から、うなぎのぼりのように、友釣り市場が好調?劇場化しました
友釣名人が、雑誌でどうこうと書くと、みな熱心にその技術を会得しようと読みふけった
全国大会規模の友釣り大会が始まり、釣り人が参加し始めると・・
スター選手の釣りを見学に、多くの釣師・・鮎師が会場に集まった
選手としてでなく、観客としてだ
まだまだ、大会なんぞに出る腕では・・と、思っていたのだろう
私もその一人
最初にダイワマスターズ広島大会を見学したとき、目を見張った動きでトップを取った選手がいた
村田さんの弟子の尾崎さんだった
見切りの速さと、引き抜きの技
当時の私達は、引き寄せが主流だった・・・当時は、引き抜きは下品、漁師の業とまで言う人もいた
試合後、ハナカン周りの仕掛けと、三本イカリの仕掛けを本人からもらった
帰ってからは、その仕掛を分解
ハリスラインはカメレオン
当時、ホンテロン1.5号のピンピンのハリスを使っていたので、そのしなやかさに驚いた
まだ、フック式ハナカンが主流の頃で小さい内径8mmをつかっていた
井の中の蛙とは、よく言ったもんで
余り考えなくても釣れていたから、仕掛けも最初に習ったまんま
しかし、あれよあれよと、掛けまくる凄技を見たら、もうだめ
どうしたら学べるのかと思っていた所、鮎の雑誌で見たのがJFTだった
当時の雑誌に載っている殆どの選手のベストには、JFTのワッペンが縫い付けてあった
調べると、鮎、グレ、チヌ、ハエの四魚種のトーナメントや王座といった大会をおこなっていた
色々な事を学びたいと思ったが、入会には審査があり、それなりの腕が無いと入会ができなかった
そこそこ釣れる位の私では、到底足元にも及ばない
でも、その中に入って知りたい、経験したいという思いが募っていった
続く・・・・





20173鮎祭り・・②

2017-04-16 13:43:19 | ブログ
さて、薄いアルミ板??
皆さん何を想像されますか?
缶ビールのアルミ缶
当然ですよね
ただ、我社の別事業?で、スレーダーという便利グッズを製造しておりました
スレーダー?・・とは、針の穴に糸を通す際に使うもので、よく縫い針セットの中に入っていたもの
アルミにローマ調の御婦人の肖像を刻印し、薄いアルミを補強するために、凹凸加工を施したものです
日本で超一流の縫い針セット等を販売していた、クローバーのスレーダーも作っていました??
作っていましたとは、中国製品が入るようになってから急激に需要が減り
機械と、材料をスレーダー購入先のメーカーに買ってもらい、この稼業は取りやめとなったのです
オートフィーダー付プレス機や、ステンレス線の曲げ機・・総てのノウハウも付けて・・・
当時、ステンレス線でも0.1mmの絹縫いバリ用と、0.13mmの普通の縫い針用と二種類作っていました
私の仕事は、内職さんに半製品を渡し、出来上がった製品を持ち帰る
二週間に一度、内職工賃を支払いに廻ること
一度に50万円くらい小額紙幣を持って出ていました
・・話がそれました
その機械と材料を使って何万枚とつくり、両面テープ自動寸法カッターを使い、アルミ板に貼り付けていました
元の素材と機械が有ったからこそできた製品かもしれませんね
ハリ結びの小道具?の開発を思い立ったのは・・・開発・・格好良い言葉ですね
自分自身が三本イカリが結べなかったからです
当時のハリの号数の基準は、7.5号ハリスホンテロン1.5号
大きい、太い
でも、結ぶことができなかったのです
当時は指に持ち、この商品の説明書に書いたあるように根巻糸を使わずハリス一本で仕上げていました
ハリが中々持てなくて、ハリを厚紙に乗せてやっても安定が悪いので、セロテープで貼り付けたのですが・・
失敗・・で、セロテープをリングにして外側を粘着部分にしてハリを付けたら・・中々良いじゃない
でもグラグラと安定性が無い・・そこで、アルミ板の登場となった訳です
大成功でした
後は、アルミ板の補強プレス型の製作
型は、大阪の刻印メーカーに依頼し、抜型はプレス型メーカーに
出来上がった二つの型を、ダイセットにセットし、いざプレイスに装着
最初に出来上がった時は感動しました
実用新案も申請し、あとは、製造・・・
しかし、販売方法が判りません
当時、我が社は営業活動をしておりませんでした
兄が受け持っていた分野ですが、釣りよりゴ○フクラブを乗せての営業
展示会で説明し、使ってもらって、初めて理解できる小道具
名前は、『イカリラクラク』安直なネーミングに命名
さて、どうしようか!と迷っていた所
広島で、磯関係雑品販売で全国展開をしていた業者さんを知りました
で、交渉開始・快く引き受けて頂きました
製造元『(有)中徳商店』(当時の社名)、発売元『新日本産業㈱』で販売開始
最初のアタックは、大阪で開催されていた釣具見本市、今の『大阪フィッシングショー』の前身
製造分野の私がテーブルに座ってお客さんに説明する・・・・人見知りが人一倍強かった私が
しかし、内職周りをしていて、おばさん相手に話すようになってから少しづつ慣れてきていました
しかし、今度は、鮎師の方々
専門知識と経験の持ち主を相手に、格闘しなければなりません
続く・・・・

2017鮎祭り・・①

2017-04-10 12:01:30 | ブログ
自宅近くの公園に咲いている桜がやや満開ぎみになった頃、三重県名張市の釣具店で開催された鮎祭りに出発した
片道430km約6時間の行程だ
久し振りの長距離運転、大阪に入る前に2回も休息をとった
雨が、時たま降りやみ青空が見えたりしたが、またまた変化するグズグズ?の天気
春の天気は変わりやすい
海釣りでは、もっとも注意すべき時期だ
もちろん山も同様・・・
名張市周辺は、桜の名所が多く、天気だと大渋滞する道路なのだが、雨のお蔭でスースーに行けた
毎年、室内のコーヒーカウンターの隣で仕掛教室を開催していたが、今年は場所移動して・・・お店の入り口前
一番目立つ場所、必ず目の前を通って行く最高の場所・・でも、お外は風あり、雨あり、寒さあり・・
8日朝、全員ミーティングで始まり9時オープン
早々に山梨から来られた釣師が、席に着いた
昨夜ホテルで、10時過ぎまで色々とお話しした方々です
内容は、ハリに始まり色々と・・・
会場では、仕掛けのあれこれを
今年は、町内行事の関係で、釣具店でのお仕事は今回が最初で最後
精いっぱい頑張って・・・
しかし、だんだんと疲れが取れにくくなっていますね
また、今回は尿管結石の兆候が感じながらのお仕事
激痛が走ったら、救急車と思いながら・・・
その話しを聞いた奥様から、ブルーベリーの黒酢+蜂蜜ドリンクを頂いた
社長も飲んでいて、ここ数年兆候が無いとのこと・・・期待を込めて飲み干しました
お蔭で会期中は何も起こらず、逆に兆候も無くなった
ヤクルトの黒酢は会社では飲んでいますが、このタイプの黒酢は初めて
展示会では、釣人への情報提供以外にも、業者間の情報交換が勉強になる
本当の話は、表には出ない
ウスウス感じている方も居られるが・・
正直に雑誌に語るNO1は、小澤兄弟・・後は???
よほど自信があるのだろう
おまけに自作の仕掛けまで、求められれば渡している
垣間見る彼らの川原での動くスピードは、半端でない・・
石の上を平らの道路のように早歩きしている
また、川の下見が凄い
狙ったポイントに水面スライド?投げ入れ釣法?何せポイントに早くぶち込む
で、もうーすぐに別のポイントの方に目をやって、そのポイントに反応が無いと判るとスグサマ場所交代
兎に角、移動の決断が早い
見ていて、凄いと思う
大体の有名選手のポイント見切りスピードと比べてもとても速い
何かに追いまくられているように動く様は、野生を感じる
さて、店内では買い物客がレジ前で列をなして支払いを待っている
今年の売り出しは近年になく盛況だ
大きな袋を何個も持って帰る方が多い
また、高級な竿が飛ぶように?とはいかないが、結構の方々がお持ち帰りになっていた
今年は、何を売りに説明しようかと思って、商品の中で一番古くて安い商品を宣伝することにした
30年前開発して特許も取得したハリ結び器?
何と薄いアルミの板に両面テープを張り付けた商品
イカリラクラクという『なるほど商品』にした
続く・・・・