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謹賀新年

2016-01-06 14:41:52 | ブログ
西暦2016年1月新たな年を迎え
明けましておめでとうございます
さて、和暦では平成28年1月
皇紀では、2016+660=2676年
この様に日本では、3つもの歴を使い分ける
日本語を表記する文字も
漢字、ひらがな、カタカナ、ローマ字と使いこなす
しかし、英語(外国語)が喋れない
隣国の中国・韓国の言葉も喋れない
フィリッピンから来られた方達は、母国語のタガログ語、英語、日本語と流暢に使いこなす
国際的ではないのだろうか
いや、日本語だけで生活できたからだろう
日本は、1945年8月15日以降、戦勝国に一時期自治権を委ねた
幸いにして、自由主義国家が統治した事で、隣国朝鮮半島のような悲惨な国家分断がなかった
宗教に関しても一神教ではない
八百万の神から仏教、キリスト教と、信仰も使い分ける
最近は結婚式に出席すると、キリスト教スタイルが多い
息子の結婚式もそうだった
私達は、ホテルで神前結婚式だったが・・
お葬式は、仏式が殆どで、神式が一度だけあった
正月や子供のお宮参り、七五三と神社へ参拝する
この様に固守せず使い分ける柔軟?な国民性がある
キリスト生誕の祝いのクリスマス
収穫祭のハーロウィン等は、元々日本では根付かないと思っていたら・・・
昨年からテレビ報道で変身?した子供や若者の映像が、多く見られるようになった
釣りの分野でも、エサ釣り、疑似餌釣りと大別すると
エサ釣りは、一般釣師の分野
疑似餌釣りは、漁師の分野
荒っぽい分け方だが、勘弁してもらって・・・
今や、エサ釣りが激減
ルアー、ジグ、ワームと、疑似餌釣りが激増している
年中無休で24時間営業していた釣具屋さんが、生エサが売れないので24時間を見直す動きがある
残念だが、当然の流れと思う
時代の流れは、ゆっくりと進んでいる・・川の流れのように止ることはない
日本人は、真面目、正直、器用、勤勉・・・本当にそうだろうか?
他国と比べては・・が、前文に付けばそのように思えるだけ?
隣国中国は、PM2.5を撒き散らす公害排出国
昔、日本もそうだった
しかし、昔はそうだったかもしれないが、近代産業の発展段階では、予期し辛い時代だった
現代は、日本が経験した公害体験を知らないはずがない時代
片目をつぶり、最後は両目をつぶって、国家を強くしたいと思う気持ちの根源は?
歴史が物語っている『史実』
西欧諸国に植民地として仕え
富を盗られた経験から、富国強兵路線を歩まざるを得ないとの思いか・・
しかし、戦前の日本軍の行為とは幾分違いがある・・・
大英博物館の所蔵品の多くは、植民地からの分捕り品(略奪品)
海賊行為が国王命令で、正当化される時代
勝ち取ったものは、自国のもの
スペインは西回り
ポルトガルは東回りと争いを避けて、地球支配をもくろんだ時代
宣教師を先行させ、住民を懐柔し植民地分捕り合戦を繰り広げた西欧の列強
その波が、日本には二度押し寄せている
一度目は、大航海時代のポルトガル
日本では、織田信長の時代付近
東インド会社で大儲けをしていた英国が暗躍する、秀吉時代から家康時代の移行期
全ては、自国へ富を持ち帰ることが正当化された時代
二度目は、川末期のアメリカ
当然、フランスや英国、オランダなどの、当時の西欧列強の国々
不平等な条約を結ばざるを得なかったのは、武力の差
明治と言う時代になっても西南戦争では、日本人同士で殺し合いをしていた時代
富国強兵の元、がむしゃらに欧米の技術を学び真似た時代
数年で、そうしたものを取り入れる事ができた背景と言えるのは
教育だと言える
当時の日本での識字率は、世界でもトップクラスと聞いている
庶民までもが寺小屋教育で学んでいた事で、伝聞でなく書物で学ぶことが出来た
洋書を和訳し、多くの西洋諸国のあらゆる情報を共有
あらゆる文化をどんどん取り入れ、改革していた時代
明治9年我社の基となる中田徳蔵が、縫い針製造と釣バリ製造を開始した
その当時の状況は伝わっていないが、縫い針が主体であったことは間違いない
縫い針の製造行程で、型で曲げる行程を入れれば、鮎バリを造ることが可能となる
ハリサキの手前に鏨でカエリを付ければ、海のハリだってできる
ハリの耳の形状はギザ耳、平耳(長耳)、丸耳(鮎バリは耳が曲がっていない)とある
工場の工作台の上には、当時の耳を叩く土台の金敷台と、柄が竹を使った金槌がある
金槌の柄が竹でできているのは、手に伝わる衝撃が緩和されるからだろう
耳の角度も手首の角度で海用・鮎用になる
丸耳・平耳も金敷台に乗せる部分の大小で決まります
ギザ耳はの金敷台は、別物だったのだろう、今は残ってない
また当時から続く曲げるハリ型も、多く残っている
全て、火造りで作られたもの
鉄砲を造る技術が、あったくらいだから出来たのだろう
現在のように溶接があるわけでなく、鉄を熱して叩いて、割って、伸ばして、合わせて・・
現在同じような物を造ったら・・とんでもない金額を請求されるだろう
現在では使われない型が、多くあるので必要ないのだが中々処分できない
理由は、少ロット生産に今でも役立つからだ
明治の世界が、最新機械の中に囲まれながら、今でも残っている
多数の職人を必要とした時代から、一つの大きなモーターを利用したベルト式自動機
それから、個別のモーターを利用した自動機へ進化した
ハリも一分間で120本もできる能力があるが、あえて半分以下に落して使う理由もある
全てがハリ造りの伝統を引き続いているから、あえてしたがっている
先代が良く言っていたことに、ハリ造りのリズムは、心臓の鼓動と同じ
早くなればなるほど、後がしんどい
しんどいとは、品物が均一にできなく、選別でクズとして廃棄されるハリが多い
逆に遅いと、生産性が無くなり、経営がしんどくなる
つまり、焦らず流れを掴め
流れに乗れという事は、不要なものは捨て去り
必要なものだけを、追及すればよいという事ではない
そこには、自然に逆らわない
自然に逆らうと何時かは元に戻される
しかし、自然と共生していくのが、正論なのだろうか
進化はそうしてきた
しかし、人は進歩してきたから、現代を生き残っているともいえる
鮎釣りが、無くなる事は無いかもしれない
しかし、決して右肩上がりの釣りではない
釣技も進歩し、道具もドンドン進歩してきた鮎釣り
川に鮎が居なくなったら
琵琶湖の鮎は、最高の友釣りに適した鮎だ
その鮎を求めて稚鮎に殺到した結果、全国に蔓延した病気
発症して20年を軽く超えたが、未だ収束していない
あえて言う30年前に戻してと・・
年初から神様にお願いしたが、神様には決意を述べるもので、お願いするものではないらしい
だから、聞き入れてもらえなかったのだろう
新たな決意は、鮎釣り文化を絶やさない!
その為の行動を、とっていく決意
今年12月、創業140年となる
経営者だけがなし得た年数ではない
多くの従業員、多くの協力者があってから続けてこられた年数
今年2月で、代表に付いてから18年になる
引退→廃業しては、お客様に申し訳ない
次の150年を目指し、釣り文化・鮎釣り文化を広めていきます
皆様のご指導ご鞭撻を宜しくお願い致し
年頭のご挨拶とさせて頂きます