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王座への道①

2016-04-25 09:19:05 | ブログ
やっと、長い長い営業活動が終わりました
と言っても、商売は続きますが・・・
さて昨年、D社・S社全国大会の覇者が、わが社のサカサを使用していることは、周知の事実なので両メーカー様には悪いのですが、色々と論じらせて頂きます
彼らの共通点は
①サカサバリを尻ビレに打たず、皮打ちをする
②背バリを使う
③引き釣りのような釣り方??・・
●両者の共通点の皮打ちの点では・・・
A氏の刺し方は右手でハナカンを刺し
右手でサカサを尻尾側からちょい刺しで、ハリハリスを持ってサカサを返している
【一連の動作が素早いのでよく判らなかったが、本人に実演してもらって初めて理解できた】
【こういったシーンを映像で映してもらいたいのだが・・・】
皮に刺すことは、鮎にダメージをほんのわずかしか与えない
遊泳力を激減させてしまう尻ビレカットを両者ともしていない
●また、背バリの活用だ
一般のイメージでは、下向きに泳がす・・潜らすために使うと思われている
O氏の背バリの輪っかの長さは、正確に決めている
A氏もだ!
両者の背バリの共通点は、支点が目の上になるようになることだ!
【昔から球磨川で使われていた目通しの理論と同じ】
【オトリが潜り、抜き上げが容易なことだ】
●背バリ=引き釣り??
彼らは本当に引き釣りだろうか
O氏の釣りを土手の上から見ている限り、引くことでアクションを付けて野鮎を挑発しているだけ
ポイント移動の際は、無理やりでなく自然にゆっくりと石横を泳がせながら上へ上へと登らせている
そして、ポイントに着くと、またまたアクションを付けて野鮎の反応を待つ
ポイントの見切りは、その時点で決まるのだろう
A氏は、背バリの支点の理論は同じだが、背バリを打つ場所が背中の中央ではない
少し斜めに打つ
何故か・・囮の動きを少し横向きに潜らす為
何故か・・野鮎の反応には、ある反応には無視するが、とある反応には突然怒りをむき出しにする性格がある
こんな事なんてあるのかと思われるだろう
一般に知られていることで、金属糸で釣った後に、ナイロン糸で釣ると釣れるという事がある
【オトリの与える抵抗の違いで泳ぎが異なる】
また、多くの釣人は、ハナカン糸(中ハリス)にフロロカーボンを使用している
しかし、トップトーナメンターの多くは、ナイロン糸を使っている!
(JFT王座の選手に聞いたところ8割の選手が・・)
何故なら、先に述べた金属糸で釣った後に、ナイロンラインを使うと掛かる
【そのポイントを釣りきったと思っても、野鮎はいるのだ】
オトリの動きの違いで野鮎が反応する!
追わなかった野鮎が突如怒り狂って囮に体当たりする
トップトーナメンターの多くはそのような経験をしているから、【人のやっていないことをする】
鮎師も高齢化が進み自分で仕掛けを造らなくなった
そこで、釣具店にある完全仕掛やハナカン仕掛を購入する
そういった仕掛けの殆どが、ハナカン糸にフロロを使っている
【フロロの特性・・紫外線劣化が無い、縮れ難い】(利点)
【ナイロンの特性・・紫外線劣化がある、縮れやすい】(欠点)
当然販売するには、フロロを使った製品を選ぶ
何故ならば、一年ごとに新しく入れ替えれば良いのだが、ならず売れ残りが発生する
経年劣化による現場でのトラブルが無い方を選定するのは当然の選択だと思う
となると、全国の河川で殆どの釣師がフロロのハナカン糸で鮎釣りをしていることになる
鮎釣りの試合会場は、特別に試合用に禁漁なんぞしてないので、一般の釣師や練習釣りの選手が目茶目茶に釣りまくっている
と、なると・・当然場荒れしている
続く・・・

各地で鮎釣り製品の展示会模様

2016-04-14 12:35:45 | ブログ
今週末の日曜日は、津山市の中国漁具さんで鮎祭りがあります
翌週の24日は、神奈川県相模原市で相模屋さんの展示会です
各展示会でのお仕事は、仕掛けの悩み相談と仕掛造りの指導です
私自身も勉強になる仕事です
悩みを解消したお客さんの笑顔が、活力剤となって・・・別の方向へ向かう事も多々あります
仕掛の悩みの多くは、名人さんの仕掛けを真似て・・とか
本を見ても判らない・・・・
ハリの使い分けは・・・
ハリスはフロロ?ナイロン?・・
最強の結束方法は・・・・
プールジック結びは・・・
一皮サカサの使い方は・・・
お答えします・・
基本、本に書かれている部材の多くは、広告主に気を使って・・
とか、テスターの所属するメーカーに気を使って・・
色々と情報が入り混じって、頭の中で意味不明になっている方が大勢
実際に、大会会場で使っている選手の仕掛けは、・・・
対談の中でも発表しないのが、常識です
手の内をすべて明かして、戦う選手がいると思いますか?
人の逆をやるのが一般常識?・・
今まで反応しなかった野鮎が、反応する場合があります
一般の釣り人は、はなかんハリスがチジれるのを嫌がり、殆どの方がフロロカーボンです
選手の約8割が、ナイロンのはなかんハリスを使っている・・て、本当ですか?
JFTアユ王座選手権開催前の釣り教室で聞いた時は、8割の選手がナイロンでした
野鮎の反応をどのように取り入れて釣るのか
大切な状況判断は、試合を左右します!
さて、2月初めから始まった営業活動は、4月24日で一旦終了
29日から5月8日までは、ゴールデンウィークで全休!
さて、28日の夜は船でのメバル釣り・・
2日6日は、テンカラ教室の生徒?
さあ後は、渓流へ海へ
アユ解禁までもう少し・・・・