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汗まみれで

2015-07-31 16:33:05 | 日記
久々の熱処理を、先週から開始した
昨年から注文残の、狐形両掛12号に焼きを入れる為だ
12号を曲げる機械を根本から手直し、焼入れまで2か月掛かった
今まで考え付かなかった改良で、良品だらけ・・・自己満足?
我乍らと自慢したいのだが、良くやって当たり前の世界・・
誰も褒めてくれない!というか、この改良自体の意味が呑み込めていないようだ
機械いじりが大好きな性分、やりだすと面白い
しかし、機械は魔物
油断していると、ゴネてくれる
機械をいじると機械油が、指のシワに入り込んで中々取れない
世の中良いものがある、油脂用使い捨てゴム手袋
しかし、調整の際には指先の感覚がものをいう
やはり、良いものも素肌には勝てないね
さて、せっかく綺麗にできた12号を焼入れする段取りをしていたら
あれもいる・・・これもいる
と、注文書を見せてきた
お客様は神様です・・・んんんんんんんんんん
この後、3回で済ませるつもりが、計7回の焼入れ回数になった
作業場が余りにも暑かったので、今週になって自宅から湿度計付き温度計を持ってきた
計ってみると39度
それも扇風機とスポットクーラーの冷気が、当たる場所
炉の傍は、サウナの熱い部屋より暑い!
900度の熱源の傍なので、仕方ない
断熱材で外には影響が無いようにしているが、蓋部分から漏れる熱気で断熱煉瓦が赤くなっている
午前中で焼入れを済ませて、水道水を頭からかぶる
上半身裸になって、濡れたタオルで汗を拭きとるのだが、汗が中々止まらない
着ていたシャツは、絞ったら汗がでてくるくらい重い
昼食も麺類が、良いね
夜は、梅干しを入れて炊いたご飯を頼むくらい、体に塩気が無くなっている
今朝、久々に血液検査をお願いしたら
血圧が116-65で、普通より低いくらいと看護師に今日言われた
検査で血を抜かれたのだから・・栄養補給で点滴をお願い・・・
仕事をして儲けて、痩せられて、健康になる!
素晴らしい仕事だが、後継者が・・・・
次は、すこし涼しくなってから熱処理をしよう

美味い鮎の条件

2015-07-10 09:04:10 | ブログ
清流めぐり利き鮎会から「鮎の送り先」の案内状が届いた
9月18日(金)19:00から高知市の城西館で行われる
毎年参加者が増えている
全国の釣師が、「うちの鮎が一番や」と送ってくる
広島で養殖鮎を焼き、1匹1,300円も請求するお店で食べるより、価値があり過ぎる
美味いと感じるのは、人それぞれ異なると思う
養殖鮎も焼き方によっては、脂がのって美味いと感じることもあるかもしれない
実際、卵を持つ前の鮎が美味いと思っている私
解禁当初の鮎は季節感の味と思っている
釣師の贅沢な感覚なのか
太田川の鮎は、近年美味くなったと思う
昔、子供が小さい時、解禁日の太田川の鮎は食べていたが、その後は手を出さない
水内川が解禁し、その鮎は・・・いつでも手を出す
子供の食感は?苦いはらわたが嫌なだけ?
水内川の鮎のはらわたは、太田川の鮎と比べ苦くない
それだけ珪藻にゴミが付着していない
では、ゴミが付着するからはらわたが苦いのか
渓流相の河川の鮎は、はらわたが苦くないと思う
砂食い鮎と言われる河川もある
はらわたが苦くなくても、はらわたを食するとジャリとする鮎
水質は上から見て、足元まで綺麗に透き通っている河川だが・・・
興ざめしない為に、一夜生かして砂抜き?をする
ただ、同じ河川で活かしていたら意味がない
冷たい水が流れている支流に沈めると、良い感じになる
京都の料理屋が一夜生かしてから、朝〆する理由が良く判る
身も締り腹には砂が無いアユ
旨味が増すテクニックだ
美味い鮎の条件は、やはり珪藻藍藻にゴミが付着しないような河川環境だろう
上流にダム・・・論外
しかし、支流からの綺麗な水で浄化されているポイントは別だ
鮎は、季節を味合うもの
解禁時の若鮎
梅雨明けの夏空の凛々しい鮎
子孫を残すために体内に脂肪を溜め込む熟成の鮎
子持ちの鮎
産卵を促す黒い雄鮎・・・ウロコを取り三枚におろし、鮎天ぷら
干した鮎を正月の雑煮の出汁に・・・トロトロとした出汁は最高に美味い
歳をとると鮎が食べたくなるのは、カルシウムを補うためなのか?
兎に角、美味い鮎を食べたいのなら
川を綺麗にし、瀬も淵もある自然の川に戻す必要がある