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放流鮎を替える勇気と決断を

2015-06-26 12:56:04 | ブログ
JFTアユトーナメントで、東大卒の鈴木先生、京大卒の谷口先生『著書にアユ学』に短時間ですが鮎の講演をして頂いた
事前に放流アユが群れになって石に付かない!鮎が掛からないので釣り人も川にいない
そうした状況を打開する種苗があれば教えてほしいと、お願いしていた
鈴木先生は養殖学の学者、中谷先生は鮎師でもあり鮎の遺伝的多様性の利用と保全の著書を書かれている学者
お二人の知識で打開の方法についてお聞きしたかった
はっきり「こーだ!」「あーだ!」と言ってほしかったが、短い時間では話しきれる議題ではなかった
中谷先生は、遺伝的多様性の保全を訴えている学者
答えは、その地域の天然アユの種苗を親に他地区からは入れない・・・
しかし、その地域出身の天然遡上鮎が残っているのだろうか?
天然遡上を主体としている組合は、安定しているのか?
昨年と今年の高津川を見ていると、そうではないと思う
高津川は、高津川の鮎で・・実際、今年の遡上は悪い!
太田川は、養殖池のメスの卵に高津川のオスの精子を掛け、受精卵を広島市西区の商工センターで育て、1月中旬に組合の池に戻ってくる
4月に河川に放流している
今は、河川に釣り人もカワウもいない??
何処に行ったのだろうか!
死んだのか
何処かに潜んで人目に付かないのだろうか??
追いの良い鮎を作っている養殖場があるが、遺伝的に問題ありという方もいるので扱うのも難しい
灰塚ダム湖産の鮎が元気??
詳しい情報がないので判らない
太田川上流が少し良いと聞いた・・灰塚ダム湖産鮎の放流量が多くなったのか
詳しい情報がほしいね
太田川の種苗が良いとは言えない
替えないといけない時期と思う
行政関係者も前任者の行動を踏襲しないと、昇進が危うい?という方もいた
だから種苗を替えることができないという方もいる
担当者のトップが命令すれば済むのだが、危険な橋を渡る勇気が・・・
失敗すれば左遷!という恐怖が一歩踏み出せない原因だろうか・・
現実を見れば「河川に釣り人がいない」
それだけでも責任はトップにある
他県の河川で釣れている現状は、広島の種苗が悪いと言えないこともないと思うが・・
勇気をもって決断をする時期に来ている
来年には椅子が替わる可能性もあるが、やらなくては替わる可能性は大きいのでは!

釣れる川・釣れない川・・・・

2015-06-09 09:14:45 | ブログ
平成4年冷水病が発生してから、全国の釣果状況が一変しました
また、携帯電話の普及と、インターネット通信の普及で釣り情報がリアルタイムになった
情報誌の釣果情報は、一月遅れの時代遅れになった
山陰の高津川の遡上が悪い・・と、新聞にも掲載された
・津和野川水害の復旧工事で濁り水が流れているから・・・
・昨年、産卵期に網で沢山子持ち鮎を獲ったから・・・
・産卵床の造成工事で、河床をいじり過ぎて瀬が無くなったので・・・
・山陰方面の全ての河川の遡上が悪いから・・・
・他県からの釣人が多く、鮎が釣り切られて産卵に鮎が少なくなった・・・
色々と理由が語られているが、真相はすべての理由が当たっているように思える
高津川が釣れないという情報で、釣れる川に釣り人が集中する
錦川水系の宇佐川などは、解禁日の月曜日はものすごい釣り人
で、釣果は予想道理GOOD!
しかし、一週間後の川の状況は・・・
いても小鮎・・天然遡上の鮎らしい
釣り荒れだ
淵にはある程度残っているのだが、友釣りには不向きなポイント
この様に、釣れる川に集中するが、小河川は釣り人のニーズに応えきれない
反面、広島の太田川は?
鮎は、いる
でも掛からない
どうして?
放流種苗が仲良し子よしの人工産!
団体行動で、あっちこっちに移動
釣人の竿の下には中々入って来ない
・7月になれば・・
・一雨出れば、バラケルカラ・・・
色々と希望的憶測になる
ただ、宮崎産の鮎を入れているので、尺鮎等大鮎釣りには終盤に賑わうだろう
太田川上流は、掛かっている
何故だろう
理由は
・種苗が異なる鮎を入れたから?
琵琶湖の安曇川に遡上する稚鮎を検査した岡山の某組合長!
「冷水病菌を持っていなかったよ!」
琵琶湖産鮎復活を願いたいが、放流河川の良し悪しが影響するので
兎に角、釣れないと釣人は、入漁券を買わない
遠くに行けない釣人は、竿を置くことになり、ますます釣り人が減少する
入漁料減少で、放流資金が少なくなって・・・
負のスパイラルになって、最後は組合解散か合併の道に進む事になる
そうならない為に、種苗を安易に継続しない
天然遡上の鮎だけで、掛け合わせた種苗を造る
現在は、養殖池のメスに天然鮎のオスの精子を掛けている
養殖鮎は、それで良いだろうが、鮎釣りの対象の鮎ではない
養殖技術の発展で鮎の養殖が可能になったが、それはその鮎を食べる為の養殖技術
釣り用ではない
全国で、二箇所の養殖鮎が人気を博している
群馬と静岡
どこが違うのか、研究してもらいたいですね!