昨日は、高知の利き鮎会に出品する為に、太田川に入川しました。
高津川の支流の匹見川の鮎は、出品したのですが、私の家内が今年の太田川の鮎「美味い」の一言で出品すことになりました。
私自身も昨年頃から美味くなっている事に気が付いていたのですが・・・
最近の太田川の鮎は、群れアユで沢山いても友釣りでは、掛からない鮎に変化しています。
太田川の鮎は、冷水病に掛かっても治ったり、掛かりにくい鮎と言われています。
冷水病は、ストレスの病気です。ノンビリとして仲間意識の強い性格は、ストレスを感じないのでしょう。とにかく群れます。
群れの鮎を掛ける唯一の方法、コロガシは、石の多いポイントは、不向きです。
そこで、発展してきた釣技が「見釣り」「盲釣り」と言われるものです。
私自身は、「シラサギ釣法」と呼びたい。
この釣り方は、凄いの一言。
釣り場を荒らしません。
掛かります。
しかし、掛かり過ぎて竿を持つ右手が「ケンショウエン」になった釣り師もいます。
この「シラサギ釣法」の方法は、時間があった時に書いてみましょう。
初期の固まっている時期は、半日で60匹~80匹が掛る釣技です。
ここまで、見釣りを発展させた釣り師に脱帽します。
さて、利き鮎会用の鮎は、先週頼んで50匹用意してもらったのですが、持ち帰る途中良型の20匹がダウン。生きているアユのうち形が悪い鮎を除いたら後20匹以上は、掛けないといけなくなりました。
前回は、師匠と弟子が半日で掛けて頂いたのですが、今回は、師匠が仕事で無理・・・
初心者の私と弟子の出番となりました。
仕掛けは、お手の物ですが、その構成が面白い。
ここまで、良く研究されたと感心します。
現場で、弟子に指導を受け、第一投、静かにポイントに・・・
なんと、一発目からヒット18センチの良型です。
午前中に2人で20以上を確保して昼食をとり休憩。
予定数を達成いたのでひとまず安心しました。
午後からは、師匠の師匠が来られ、その釣技を見学しました。
釣り場の動きと竿さばきに感激しました。
釣れなくなったとあきらめてやめたポイントで見る間に3匹掛けました。
関心しつつ、高知への出品の為に会社まで急ぎ帰りました。
さて、この鮎の評価は、オリンピック精神で終わるか・・・
答えは、今週の金曜日の夜にきまります。
明日は、東京日帰り出張。明後日は、利き鮎会に参加の為、高知へ・・・
鮎の極みを体験するためには、色々と大変です。