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2014年の鮎釣りは・・釣りの未来は・・②

2013-12-20 15:37:35 | ブログ

数釣り奨励する大会から、脱却する流れがある

鮎釣りではオトリの操作とポイント選び等で勝敗の差がでるが・・・・

磯釣りなど撒き餌で寄せて釣る釣法では、撒き餌の量とサシエの種類で釣果に差がでる

際限なく撒き餌もサシエが使える大会では、金がある者が有利にはたらく

フェアーな大会と言えるだろうか?

同じ土壌で技量を争わねば、本当のスポーツフィッシングと言えるだろうか

一部の金持ちが大釣りできても、他ができなかったら・・

やがて一般釣師は、その分野から遠のくことになるだろう

日本の釣りは、他国から比べても繊細な釣が多い

理由は、江戸時代の鎖国が影響している

繊細な当たりが出るウキ

繊細でありながら、粘り強いパワーを持つ竹竿文化

西洋には竹竿がなく、棒切れ(高級家具に使われる木材)・・のような竿だった

だから、フライ釣りのようなラインで当たりをとるような釣りが発達してきた

釣り場は、荘園の中の河川

専用の管理人が、釣り場の保全をしていたのだ

日本のように釣って食べる風習よりも、釣りを楽しむ貴族の遊びだったのだ

だからもっと良いファイトを期待し、釣り上げた魚を放していたと考えられる

釣魚大全には、釣りの方法と食べ方など記されているので、食べる分だけ確保する

残りの魚は、リリースという文化が育ったのだろう

戦後、駐留軍がやってきて基地近くの湖で、マス釣りのルアー・フライ釣りを楽しんでいた

ブラックバスは、当初は食用として入ってきたのだろう

戦後の食糧難の時代には、貴重なタンパク源として必要だったのだろう

しかし、現在行われているキャッチ&リリースは、食べるという行為が皆無といえる

釣り上げて、放つ

釣りの行程を楽しむ事には違いないが、釣りをしない方から見ると「残酷に見える」と言われた

何cm未満の幼魚だから放しなさい、と言う規則がある

この規則とは、まったく異にする

釣りの楽しみ方は、個人の好みがあるが、今一度キャッチ&リリースの解釈を見つめなおす時期ともいえる

「釣人の常識」とは、「一般人から見ると非常識」という方がおられました

釣りが上手いからと言って、人を見下したような発言をする名人がいます

「え、こんな事も判らないんですか」「こんなの常識ですよね」・・・・

公共の電波に乗って、一般の方が感じるのは・・・・

やはり、「釣り人は・・・」という感覚になるのでは

その最たるものが「児童は川や海に近づいてはいけません」「児童はたとえ友達と一緒でも釣具店に入ってはいけません。必ず保護者同伴のこと・・」

まるで、釣りが悪い事のように思いませんか

遊技場、ゲームセンター、パチンコ店に入る事を禁じるのと同格扱いです

この感覚を払しょくしないと、釣り人は増えてこないでしょう

かって、2000万人いた釣り人口が・・

2012年のレジャー白書では、810万人

6割減です

これからますます人口減になります

1億2000万人が半数になる時期も、遠からずやってきます

その時、釣具メーカーや釣具店、釣り人の数は・・

考えていたら滅入ります

色々な釣りが、できる日本!

日本の釣文化を世界遺産の『和食』と同じように、申請できる体質になりたいですね

鮎釣りの文化を絶やさないために、何ができるか

みんなで考えていきませんか・・


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1 コメント

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鮎迷人様、同感です! (きつねとたぬき)
2013-12-21 20:03:26
鮎迷人様、同感です!
釣りは一部の上手な人だけの楽しみでも有りませんし、名人上手と言われる人だけが、これが釣りの愉しさや!とつれない人がさも楽しくないような言いがかり口調で早いたてる人も見受けられます。
 釣れても釣れなくても、釣りにいく事が楽しみの人、釣りに忙しくて行けず、仕掛けを作ったり雑誌を見て楽しむ人、食べるぶんだけ釣って料理を楽しむ人、それぞれ楽しみ方が有ると思います。
 我一番という名人上手よりもうまい人は沢山いますね。雑誌やカタログもそろそろ競技路線から脱却して、本来の楽しみを訴える方法を考えないと先が細るような気がするのは私だけでしょうか?
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