「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20070101

2007-01-01 | 矮小布団圧縮袋

○去年の歳の暮れに葬儀もあったので、今年の年明けは大人しくささやかに過ごす実家である。ただし1日のスポーツ紙を買って芸能面を見るのは、前年の例と同様である。以前は年によって30日撮影・31日紙面記事、てなこともあったかと思う。これも前に書いたごとく、恒例、というのもある種、何らかの意味で問題なのか、いや、我々の意識の中で看過している陥穽はないだろうか、ということを、改めて思う。最初は読んでみて、紙面によって写真が違うな、と思う程度だった。31日は東京にはおらず二日目の演目に30日分と違いがあったのか?どうかまで詳しく知らなかった。その夜半は紅白で「お前が消えて喜ぶ者にお前のオールを任せるな」と言われる度に自分の会社の事を思い出して泣ける「宙船」とか「ハネウマライダー」とかなどの歌を聴き、その後は神社へ二年参りに出かけていてテレビを見ていなかったのである(countdownは留守録してある)。が、1日の昼から夜、ドームも大団円だろう、と思いつつ、どんなもんやを聴きながらnetを見た。「…???」。再度、新聞記事を読み直してみた。そして気づいた。

 …後世に残るかもしれないデータだから(笑)客観的に記録しておこう。
 2007年1月1日(月)、新潟県内のコンビニで12:49(※コンビニのレシートに日時が印刷されて残っている)に購入したスポーツ紙。このうち、KinKiの東京ドームコンサート関係記事が掲載されていたのは次の4紙、発行版数は次の通り。関東甲信越での販売なので東京本社版だ。
①スポーツ報知 6版芸能面
②サンケイスポーツ 6版芸能面
③スポーツニッポン 9版A芸能面
④日刊スポーツ 6版芸能面
 すべてカラー写真記事である。が、①②と③④とでは、違いがある。
 まず、写真が違う。①②は二人のステージで格好よくMAと歌い踊る写真であり、③④は歌う紫帽子の剛氏とその頭を笑いながら触る光一氏の写真である。(※この写真の示す方向性と、次に述べる記事の感じさせるニュアンスとには、若干相関性が感じられなくもない。個人的印象だが。)
 そして、記事が違う。①②にはあって、③④にはない記事がある。

ちなみに
①´「…返り咲き26公演」(http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20070101-OHT1T00044.htm)
②´「…通算26回」(http://www.sanspo.com/geino/top/gt200701/gt2007010113.html)
③´「キンキ~ドーム公演」(http://www.sponichi.co.jp/entertainment/special/2005jya/KFullNormal20070101044.html)
④´「~東京ドーム公演」(http://www.nikkansports.com/entertainment/p-et-tp0-20070101-137269.html)
 上記の①~④各紙それぞれの番号に´(ダッシュ)をつけたものが(※1月4日1:30現在の)web記事である。手元の紙面の①②と、①´②´とを比較すると、①②には書かれていて、①´②´には書かれていない。
 web記事というものは折々修正可能なものかもしれないが、紙媒体というものは残るのだ。無くならない。
 この①②の記事と、紙面を購入した2007年1月1日12:49という日時の意味を考える。
 2007年1月1日の東京ドームコンサートは、17:30開演のはずである。
 
 まあ、そういうことなのである。

 目出度く堂本光一氏も28歳の祝・誕生日ということで、自分の年齢もいよいよか(^^;;)と、堂々と省みることのできる大人でありたい。
 そこそこ我々も、砂糖菓子な笑顔にばかり満足できる子供なだけでもいられないともいえる。
 いや、むしろ逆に、あえて言おう。
 子供で結構(笑)。大人の「欺瞞」を、行間の意味を、直観的に見透かす目を持ち続けることで、硬直化した大人を超える(笑)。
 日頃から大人げないくせに何を(爆)と嗤われるのを承知で^^しかしイタいならイタいなりに(^^)アイロニカルかつ真摯に生きたいというような。
 ということで、「書く者」が応えられそうな方法として、
 年頭の所感をメディア・リテラシー(?)から始めてみました(何だそりゃ><)。
 個人的に喪中に近い身分なのであまりあけましておめでとうともいえず、波乱くさいっすけど(笑)そういうのもありかと。
 今年もよろしくどうぞ(爆) (20070101)


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