○恥ずかしながら初めてダウンロード配信で曲を買ってみた(つくづく老人な自分・爆)。てのは、探していた何枚かの輸入盤の店舗入荷が遅れる、と聞いたので、それじゃと検索していって、である。ちょうどHMVのポイントが実はかなり溜まっていながらしばらく使ってなくて、1ポイント1円で音楽配信に使えるのが期限も迫っていると気がつき、試しに使わしてもらうことにしたのだ。うーん勉強になるなあこれは。文明だわ(笑)。CDの方が音質がいいらしいとも聞くし、配信自体が無い洋盤もあるからそれはCDで探して買うとして、もし、気に入ったその特定の一曲だけが150円で欲しいとかMP3で流し聴く分には、これは地球の裏側まで探しに行くような(だって聞くところによると新堂本兄弟の収録に出てる大ちゃんさんも終わって暇ありゃPet Shop BoysのLIVE見に欧州にすぐ飛んじゃうらしいじゃないですか><)、そんな時間がなくても検索で探せて、便利なのだ。道理で、最近の若いもんはダウンロードで買うわけで配信販売が多いわけである(だから店舗に行ってもCDの数が少ないという悪循環なのか)。ただしCDを買うのは短編集なり長編小説なり、一冊の本を買うようなもので、ひとまとまりで新しい意外な世界に遭遇する楽しみがあるともいえる。試聴30秒では自分の「来た!」という箇所でなかったりして聴きとばして選び損ねたりしてしまうから、CDで聴いてて見つけてよかった、ってなこともある。逆に、こういう一曲買いができるってことは、「一発屋」狙いで売るのか、それとも、CDとして出すなら曲集として一枚の圧倒的な世界観が構築されていないと魅力的とは言えなくなってくる、ってことにもなりそうだ。懐古だけじゃ買わねえよなそりゃ。だからヒットってことの意味が10年前と全然違うって考えなきゃならんのね、ってことにも縁が無ければ理解できないこの情報格差の怖さ。いやはや21世紀の世界の音楽業界というのはこういう恐るべき弱肉強食なところに来ていたんだなあ、と、(多分世間一般の人にとっては今時当たり前で何を今更、な事なのだろうが)改めて実感。
本日のBGM:「Home and Dry」(「Release」)
ペットショップボーイズの先日のViva la Vidaの段のコードを書き直しているうちに、そうだ!これじゃん、と気がついた。Home and DryこそD♭→E♭→A♭→A♭→D♭→E♭→Fm→Fm→…じゃないか!そっかあ(笑)。というわけで、ColdplayのViva la Vidaが流れているのを聴きながらso my baby's on the road~♪を鼻歌で歌ってしまう人間リミックスなむすび丸(←人間じゃないだろ)に呆れながらもまだ残業デスクワーク中のたれぱんだでありました。(20091215)

