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「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20100913

2010-09-13 | 矮小布団圧縮袋

○やや気温が下がってきた。連日勤務中。(チーズケーキにむらがるキイロイトリとコリラックマ)

本日のBGM:アガサクリスティーのフレンチミステリー「無実はさいなむ」“AM STRAM GRAM”(temoin indesirable)(AXNミステリー、9/10 22:00~9/13再)
 やはりクリスティ物といえばBBCのミスマープルが正統派と思っていたので「え、フランスの刑事物に翻案?」というのを、あまりチェックしていなかったのだが、たまたまこの回だけ、再放送で見て、なかなかである。なんかテーマ音楽が落ち着かんというかにぎやかだし、ラロジエール警視は厚かましいというかごり押しぽいし、ランピオンはちょっとマイノリティぽいし。全部仏語で字幕版であり、フレンチなエスプリなギャグというのか、その笑い(?)のテンポにこっちが慣れてないためか、いまいち笑っていいのか悪いのかよくわかんなくて笑えないところも、という感じなのだが、トリックはちゃんと原作の元のを使っていて、刑事役やら人物設定などをフランス警察もの風に組み立てて工夫している「翻案」版なようだ。

 …というか、(その中には見たことあるような気がするフランスの女優男優がいるのだが)今回初めて見て「ぴん」と来ちまったのは、やっぱりジャコである。恥ずかしながら自分は4、5歳の幼児の頃から中年の今日に至るまで、こういうのでなんとなく体内センサーが瞬時に感知してしまうから、どーも、いかん(赤面)。非常に「悪い奴」である。いやーな(笑)。そこが非常にいい。そしてこういう「何かいけないもんが滲み出ている」退廃的なatmosphere系の味の役を見ると、なぜこの人がこの役なのか、この話でどうして犯人が「そうなっちゃう」展開なのか、確かに説得力が出てくる。さすがこーゆーのが不自然じゃないのはフランスだわ、っちゅうか。自分の実際の人生じゃ勘弁してほしいというか絶対出逢いたくないけどね(出逢わないから、こう淡々とわびさび独居老人な人生なわけです)。なんか、あんま出番は多くないのだが、変なインパクトがあって、この人を確認するために、警視の過去の尋問シーンだけすぐ4、5回ぐらい、ついリピート再生しちゃったもん(困笑)。なんなんすか、こん人は。誰なんだ。このような場合は、Yahoo!Japanじゃ出てこなくて駄目なので、googleでぐぐる。そしたら結構出てくる出てくる向こうの仏語のサイトが。なるほど。Julien Baumgartnerという俳優の人でした(う、苗字がカタカナで書けないっ。才人らしい。作品集サイトもあるね)。うーむ、来てる。これはちょっと、「来た」な。よし、英国ドラマだけでなくて、これから仏国現代もののキャストも、こりゃちょっくらチェックしとこう、と思った夜。(20100913)


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