○週明けから既に疲れているというか、頭が痛い。ちょうど帰るとHEY!HEY!HEY!のKinKiがそろそろ終わる頃であった。やむなく横になり、休養しながら(写真:カールのカレーパン)
本日のBGM:
・映画『女巌窟王』(新東宝、1960) (チャンネルneco、6/13 21:00~)
かなりありえない展開だが三原葉子・万里昌代の豊満すぎる美人姉妹だから許される、みたいな復讐譚。巌窟セットのちゃっちさはともかくとして、途中の断崖の下り方なんかベア・グリルズ真っ青な身体能力だったぞ(爆)。ギャングの抗争の舞台がいかにも昭和30年代のどっかの港湾って感じの、九州の港町と横浜っていうけど、どこでロケしたのだろうか。吉田輝雄氏というのはこうして映画で見ると、ハンサムというより頭の比率というかプロポーションがいい(当時の日本人体型からしたら)ということがよくわかりますね。(なんとなく、ふと「もこみち」っていう単語を連想したな)
・「Discovery EYE/ 世界から見た東日本大震災」(ディスカバリー・チャンネル、6/12 22:00~)
アンディ・ウイリアムズ・ショーの時間だが、特番のこっちを録っていて見た。3月11日から3ヶ月が経過して、なお深刻な状態が続いている。アメリカのサイエンス系のドキュメントが多いディスカバリー・チャンネルが制作すると、震災を体験した生々しい語りの語り手として、現地の東北の人だけでなく当時日本に滞在中の米国人の人などがメインで登場してくる。彼らは日本人からみれば西洋人=外国人なのだが、Discovery Channelスタッフから見れば「自分達」であり、アメリカ人がその場に遭遇した同胞の実感を伴って「自分達にとっても他人事じゃないんだ」「ロサンゼルスだっていつ起きてもおかしくない」という感覚で伝えている。日本のニュースでは制限されているのか、あるいは撮影者が違うのかで(例えば地上で逃げ惑う人影を俯瞰するようにとらえたカメラ映像など)放送されていないような、見たことのない映像も入っていて、特に地震直後の撮影動画が非常に怖い。このひどい揺れ方が5分も続いたなんて。そのショックで立ち上がれず、そこからすぐ30分で走って高台に避難できるかどうかなど、とても難しい。岩手や宮城の自分の知人たちもこういう状態で自宅で激震に遭い直後に津波に襲われたのかと思うと胸が詰まる。(20110613)
