「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20141215

2014-12-15 | 矮小布団圧縮袋

○土曜日曜月曜と連日仕事で週末も休みがない。
 向かった先で、途中で12時ころとなり、お昼をいただくことにした。
 キイロイトリ「カイセン チャンポン デス」
 ここは以前に来たことがあって、その時はちゃんぽん定食をいただいたのだが、大変なボリュームでよかったのを記憶している。今日は麺だけにしましたよ。

 本日のBGM: Cruel / Bryan Ferry (「Frantic」)
 土曜の夜は本当に、KinKi Kidsの「せつない恋に気づいて」が子守唄のごとく意識がfade outしてしまった。 で次のFM番組でかかったのが坂本龍一「Merry Christmas, Mr Lawrence」だったがw  
 日曜は早朝、仕事前に選挙に行ったが、あの投票所前のテレビ局の出口調査みたいなのに初めてつかまった。あれはどうにかならんのだろうか。
 うちの実家では、家族同士でも誰に投票したなんて言わなかった。政治的な意見の話題はしないわけじゃない。だが、そこらへんは両親とも頑固というか真面目というか、子供の政治的信条がどうであるかそのものについてはプライバシーとして干渉しなかったということがある。間違っても親から「誰々に入れろ」などということはない。余所の家でそういう強制的なことがあると聞くと、不快感を露わにして嫌ったものだ。
 それを投票所出た瞬間に(今回は朝早くて誰もいなかったから声をかけられたのかもしれんが)紙を出して「(入れた候補者名と党名に)○をつけてください」だと。断りかけると「言ってくれれば、こちらで○をつけます」だと。
 国民の個人の権利としての政治的信条の自由とプライバシーを何と心得てるのかこいつはと思った。仮にもジャーナリストを名乗るそのはしくれではないのか。投票用紙だって書いているとこは他人から覗かれたりはしない。それを、いきなり見知らぬ他人に見られながら、○をつけろというのか。すぐ口で言えというのか。国民の政治参加の報道として厳粛さが感じられなくて、軽々しい軽薄さを感じる。近所の人だの誰が脇で聴いてるかもわからんじゃないか。田舎の小選挙区制で、どの候補者を選んだかがばれるとムラでのつきあいが微妙なことになったり、というケースを想像できないのか。もちろん自分は反社会的な党を支持してるわけでもないから、答えたからといって即座に官憲に逮捕されたりはしないだろうが、今日び何かと各所で言論統制が起こり始めているとも聞く。マスコミや記者クラブだって体制に遠慮して相当表現を自粛して都合の悪い内容は報道しないというではないか。君たちが堂々とできないことを、居丈高に個人に強いるか。個人だって物を無防備に言えたもんじゃない。もちろん、白紙でなんて出してない。
 そんなことで物凄く不快な違和感があった。アンケートならせめて、紙を渡して○をつけたら回収箱に入れさせるとか、投票する側の心情に配慮したそういう取材はできないのか。その一方で、投票結果よりかなり前の早々な予測報道で有権者の意欲を減退させながら、投票を呼びかけるCMの広告料が莫大に蕩尽される無駄ぶりは、既に福岡市長選挙で約1か月前に市民は経験し、再びだから非常にうんざりしている。あるいは福岡市長選挙が、衆議院選挙の予行練習だったんじゃないかと思ったりもする。よく考えてみると、悪意的にこの出口調査方式を利用し、むしろ積極的に答えて情報を操作したり当確を高速で出させたりして、さらに国民の意欲減退感と無関心を煽るという逆説的プロパガンダな方法も可能なわけか。まあ、テレビの記者が(バイトかもしれんが、もしバイトならこんなやり方でさせといていいのか?)ともかくこのレベルでは、政治屋の議員や官僚連中に、マスコミ及び国民がなめられてもしかたないのかとも思う。(20141215)
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