〇勤労感謝の日?祝日?関係ない。通常の金曜の仕事の日で勤務。
朝6時に起きて、「ゾンビランドサガ」#8をチェックして涙腺にくる(子を失った親の話だから、おかしい中にもせつない)、という暇もなく、出勤して朝8時にはスタンバイしなければならない。
夕方、時間を見てあわててバイクでダッシュ。
外に出ると、街の中は買物客なのか何だか、ざわめく人混みの動きが遅くて、急いでいるとぶつかって邪魔だ。
今日が世の中では休日らしい、ということを知る。
なのに自分ときたら、平日なみに会社から直行で、ぎりぎりで滑り込むなぞ!やれやれだぜ。
・「マクガワン・トリロジー」(Live viewing 11/23 18:00~)
(出演:松坂桃李・浜中文一・趣里・小柳心・谷田歩・高橋惠子、声・薄平広樹)
前回のAD-LIVEの時にCMを見て席をとってしまった(><)今年の6~7月に行われた舞台のライブ・ビューイング上映だから、映像メディア化されるのだろうと予想。
文ちゃんの犬神家の一族もこういうのあるといいのにな、と思いつつ、仕事帰りに駆け込んだら、始まったばかりで、会場全体が張りつめたような異様な緊張感に包まれている。
松坂くんは不能犯とかこの手のキレたキャラ系がよく回ってくるのかな。
出演者全員、一人一人がそれぞれ性質の違ったインパクトを、しかしそれぞれ強烈に発してくるので、全然気が抜けない。
残酷な、しかし悪夢の中にいるように目が離せない、あっという間の3幕だった。
パンフの文ちゃんと歩さんがかっこいいな。と思って見ているキイロイトリやエリザベスたち。
それにしても1980年代前半のアイルランドもイギリスも憂鬱で深刻な社会状況の中にある、その感じが漂う。
後ろのラジオから「リアルタイムでものすごく聴いてたような音楽」がどんどん流れてくるのがつらい。
でも30年以上前に聴き覚えのある一連の、あの「やたら暗く美しい音楽の数々」の背景にはきっとこういうことがあったはずで、子どもの頃の自分はいかに能天気に聴いてたことかと、思いをはせる。
BGM:How Soon Is Now? / The Smiths
心から平和を愛するモリッシーさんに激怒されそうな音効のカタストロフィー(苦笑)
藤原道長が「我が世とぞ思ふ」と歌に詠んだ「望月」から、まる1000年後の満月を、博多の上空に見る。
自分だってこんな場所でこんな人生を送っているとはな。予想なんぞつかんわい。(20181123)