「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20100914

2010-09-14 | 矮小布団圧縮袋

○昨日書いたJulien Baumgartner先生について、さらに検索をかけると、日本語だと「ジュリアン・ボンガルトネ」で出てきた(ほんとにそう読むのか、自分はまだ音声でちゃんと聞いてないんだけど)。つらつらあちこちのサイトを読むに、仏映画ファンの間では知る人ぞ知る男優らしい。
 そう考えるとやっぱり「しょっぱなでジュリアン先生がいきなりフォークで刺されて死体になっちゃう」(爆)っていうドラマ「無実はさいなむ」(Am Stram Gram)の始まり方そのものが、フランス的にエスプリなブラック・ジョークだったのかもしれない(どこがだ><)。 
 さらにようつべで見ていったら、来年公開といわれるAngelina JolieとJohnny Deppが主演の映画「The Tourist」の配役名に並んでいるので、またもやそういう変てこな役(笑)で出てきたらいいんだが。(いいのか?)

 谷啓さんの訃報を聞き、「独眼竜政宗」の終わりの方の今井宗薫と徳川家康の掛け合い漫才風のところと、「美の壺」の初期のやつと、「それ行けKinKi大冒険」(江戸のガラス職人と風鈴作りに挑戦)の回を見る。合掌。

本日のBGM:江戸川乱歩の美女シリーズ「鏡地獄の美女」(江戸川乱歩の「影男」)(チャンネル銀河、8月放送)
 こないだ映画「十三人の刺客」の記者会見というのをテレビでやっていて、稲垣吾郎が凶悪な悪役であるらしい、というのを見ていて、もしや「おんな極悪帖」(1970)の岸田森とか、菅貫太郎くらいのことをやってくれるのだろうか(笑)とちょっと期待しちゃったりするが、そこまでやるのかどうか(R-なんぼになるやらわからんわい><)。彼といえば自分の記憶に「残している」のは『嘘でもいいから』と『BLACK OUT』第一回「DNA」である。その『BLACK OUT』で稲垣氏を「息子」とする、なんか不審でセレブなお父さん役をやっていたのが西田健であった。
 話を戻すと、そんな西田健ファンは必見の「鏡地獄の美女」である。この若社長も当時の、今でいうセレブなのだろうが。声がかっこいい上に、出てくるたびに常々怪しくて「いい人なのか悪い人なのかよくわからない」ので、どうなるのか?と、いつも目が行ってしまう。西田健さんはドラマで普通の家族の役だったりすると、「ほんとに普通の人でいいんだろうか?ほんとはラストでひっくりかえるとか、ただで済まないんじゃないか?」と怪しんでしまう(それは菅貫さんの場合でも同じだが・笑)。またもや斬り捨て御免!第3シリーズでおなじみの金沢碧さんが、今回は重要人物「美女」として出てくる(時期的にも近い頃なんじゃないかと思う)。
 しかし岡田英次という人は昭和の代表的な国際スター俳優なはずなのに、「エマニエルの美女」といい、このシリーズではほんとに果敢な役を何でもやりまくるので、そのノリノリのフットワークの良さ(笑)が気になってしょうがない。すごい。それに、このシリーズは年に1,2本というペースで、映画のシリーズもののように期間をおいて当時見ていたはずなのだが、今回のように毎週見ていると、同じ人が先週は村の農協の人→次週の怪しい香港マフィア→次々週の刑事役だったりするのがわかってしまうので、面白い。
 冒頭の天知茂が香港への機内で喫煙しているシーンを見ると、うーむ昭和だ、と思う(理由=自分が初めて飛行機に乗ったのが1998年で、既に機内禁煙が普通だったから…)

 (写真:温泉地を散策するたれぱんだ)

※(後記)なんと本日は岡田英次氏の命日だったようだ。美女シリーズの話をしているうちに、ふと思って話題にしたのだが、ほんとは「耳元で何か見えないものが囁いた」のかも。再び合掌。(20100914)

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20100913

2010-09-13 | 矮小布団圧縮袋

○やや気温が下がってきた。連日勤務中。(チーズケーキにむらがるキイロイトリとコリラックマ)

本日のBGM:アガサクリスティーのフレンチミステリー「無実はさいなむ」“AM STRAM GRAM”(temoin indesirable)(AXNミステリー、9/10 22:00~9/13再)
 やはりクリスティ物といえばBBCのミスマープルが正統派と思っていたので「え、フランスの刑事物に翻案?」というのを、あまりチェックしていなかったのだが、たまたまこの回だけ、再放送で見て、なかなかである。なんかテーマ音楽が落ち着かんというかにぎやかだし、ラロジエール警視は厚かましいというかごり押しぽいし、ランピオンはちょっとマイノリティぽいし。全部仏語で字幕版であり、フレンチなエスプリなギャグというのか、その笑い(?)のテンポにこっちが慣れてないためか、いまいち笑っていいのか悪いのかよくわかんなくて笑えないところも、という感じなのだが、トリックはちゃんと原作の元のを使っていて、刑事役やら人物設定などをフランス警察もの風に組み立てて工夫している「翻案」版なようだ。

 …というか、(その中には見たことあるような気がするフランスの女優男優がいるのだが)今回初めて見て「ぴん」と来ちまったのは、やっぱりジャコである。恥ずかしながら自分は4、5歳の幼児の頃から中年の今日に至るまで、こういうのでなんとなく体内センサーが瞬時に感知してしまうから、どーも、いかん(赤面)。非常に「悪い奴」である。いやーな(笑)。そこが非常にいい。そしてこういう「何かいけないもんが滲み出ている」退廃的なatmosphere系の味の役を見ると、なぜこの人がこの役なのか、この話でどうして犯人が「そうなっちゃう」展開なのか、確かに説得力が出てくる。さすがこーゆーのが不自然じゃないのはフランスだわ、っちゅうか。自分の実際の人生じゃ勘弁してほしいというか絶対出逢いたくないけどね(出逢わないから、こう淡々とわびさび独居老人な人生なわけです)。なんか、あんま出番は多くないのだが、変なインパクトがあって、この人を確認するために、警視の過去の尋問シーンだけすぐ4、5回ぐらい、ついリピート再生しちゃったもん(困笑)。なんなんすか、こん人は。誰なんだ。このような場合は、Yahoo!Japanじゃ出てこなくて駄目なので、googleでぐぐる。そしたら結構出てくる出てくる向こうの仏語のサイトが。なるほど。Julien Baumgartnerという俳優の人でした(う、苗字がカタカナで書けないっ。才人らしい。作品集サイトもあるね)。うーむ、来てる。これはちょっと、「来た」な。よし、英国ドラマだけでなくて、これから仏国現代もののキャストも、こりゃちょっくらチェックしとこう、と思った夜。(20100913)


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20100910

2010-09-10 | 矮小布団圧縮袋

○あっというまに一週間がたってしまう。連日朝夕出勤。35度以上ってのはありえん。残暑にも程がある。たれぱんだとキイロイトリのおやつはムーミンのカップのプリンアラモード

本日のBGM:江戸川乱歩の美女シリーズ「白い素肌の美女」(江戸川乱歩の「盲獣」) (チャンネル銀河、9/10 25:30~)
これが土曜ワイド劇場の1983年作品、というとBGMとしてはDepeche Modeの「Everything Counts」とかDuran Duran 「Rio」てな頃である(爆)しかし「超時空世紀オーガス」や「未来警察ウラシマン」を見ていた頃だ、ともいえる。そう思えばそんな昔のような、いや、つい最近この間のような複雑な気分になる。下手すると美千代さんなんてうちの長兄ぐらいの年齢設定のはず。だから文代さん(高見知佳)がディスコで踊ってて、まるで明智小五郎(天知茂)がお父さんで補導に来ました、みたいな歳の差である。しかも音楽はディスコというより、まるで渡辺岳夫の「斬り捨て御免!」第3シリーズending themeのようにフュージョンくさい(汗)。だいたい原作「盲獣」なんてテレビで放送できるんかい?相当やばいんでないかい?と思いきや、脚本篠崎好でテレビ朝日・松竹で中条きよしと叶和貴子(!!)という濃度のキャストと来れば、もはや江戸川乱歩というよりも、なんだか「とっても必殺仕事人」テイストな展開に(なので放送できます)。当時ことほどさように「仕事人」が一世を風靡してたのかあ、などと認識を新たに。ともかく、出てくる人みんな悪人くさい(爆)というのはよいですな。(20100910)

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20100904

2010-09-04 | 矮小布団圧縮袋

○今週も夜中まで残業が連続するが、ある日ぽこっと午後だけ時間が少し空いたので、白樺湖の明智探偵事務所ご一行様に感化されたわけではないが、もっと昭和くさい武雄温泉に日帰り湯治に出かけることにした(…事前に予定して旅行計画を組むことが、今年は全然できないからね)。
 まあ、去年の秋にふらっと出かけたように、背振山脈を見ながら、今度は鉄道で移動。BGM:gimme a guitar / Ken

 
 晩夏の田園地帯を進む車窓のキイロイトリはJR九州の自販機の緑茶「九州 茶葉の路」でtea time。天気よすぎ。

 駅からてくてく歩いて着きました、温泉ですぞ!手ぬぐいのっけたコリラックマも気分満々♪
   

 無色透明だがちょっと匂いがする歴史的温泉にじっくり。木造の「元湯」は、屋内なのに天井付近から外気の風がかすかに入りこみ、中が蒸れず、閉塞感がない。あつ湯で肩こりをほぐして、ぬる湯に再度入るという反復。じんわり。
 不思議な文化財建築物「新館」の空間を見学し、戦前モダンにタイムスリップした気分になったところで、売店のレモングラスのゼリーで、おやつにする。伊達政宗も来たことがある温泉、となれば、佐賀県だろうが、むすび丸も黙っちゃいねえ(><)。ぱくぱく。
 
 すごいのが、売店で売っていた「たれぱんだのあーとふらわー」。こ、これは、昭和通り越して既に平成の謎(笑)。個人的には元祖タイプを好む我々から見て、これは明らかに貴重な元祖品だ!!記念に一つ購入。(なお、Kittyのストラップはあるが、クマのはみかけなかった。あと長崎街道物では龍馬だのがばいばあちゃんだのの観光お菓子とか、嬉野茶関連グッズとか、ですかね)

  
 街道跡で忍者ごっこをしつつ、まったり休憩。今日も36度ぐらいあったのかな。夕方、少し風が感じられる程度に。まだ暑さが残るが、日が翳ると歩きやすい。ほんのちょっとずつ、秋になってきているのだろうか。BGM: more than less / Roxy Music
  
 帰りの列車でくつろぐ。お茶は「うれしののお茶」

 本日ラストのBGM:チューボーですよ!(RKB、9/4 23:30~)
 家に着いたら始まった。光一画伯の描画の破壊力はあいかわらず凄い(爆)。ちょっと天津飯風になってると見た。(20100904)


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20100903

2010-09-03 | 矮小布団圧縮袋

○今週も夜中まで残業が続いているが、その家と会社の往復の中で、ふと気づいたこと。7月8月は猛暑の中でもじわじわと葉を伸ばしつつ断続的に1~2輪ずつ咲いていた庭のなでしこが、ここへ来て、がんがん次から次へとのびのび開花し始めた。植物はその体内センサーで昼と夜の長さを感知し、季節が秋だということを判断するらしい。人間なんかより、実は植物の方が地球にとってはるかに頼りになるし非常に高度で賢い生物のようだ。鈍感で本能も衰退した人間という動物はどんどん退化して、昼夜の区別もできなくなり、ただ連日の高温だけでまだ夏のまんまだと思い込んで(それも人災的に作り出したヒートアイランド現象の中で)暑がるばっかりである。

 
 手前のつる植物は、先月、おやつに食べたスイカとかぶどうとかいろんなやつの種を、無造作に空き鉢の土に埋めておいたら、勝手に出てきたもの。西日に対してよしずをはってみたところ、物干し場一帯が、和風の庭になってきた感あり。何日か留守の間は、留守番ペットボトルを申し訳程度に仕掛けて、少し萎れてた箇所もあるが、ここ数日の水やりと、切り戻しで、わりと早く回復してきた。
 参考文献: 藤田雅矢 『捨てるな、うまいタネ NEO』(WAVE文庫)←わかりやすくておもしろい。水やりに気をつければ、9月でも今年はまだ暑いからいろいろできそう。読むと、つい、やってみたくなりますよ。本葉が5~6枚でちょっと誘引すると、気がついたみたいにつるを出して、次の日見ると自分で安定してるから、かわいい。生きものと一緒に暮らしている感じがすごくするのである。

 本日のBGM:江戸川乱歩の美女シリーズ「湖底の美女」(チャンネル銀河、9/3 25:30~)
 長野県の白樺湖と八ヶ岳付近。探偵事務所も休暇でリゾートに来ている。美女は松原千明さんで今回もトリック物、それもわりとわかりやすい(金田一少年にも、こういうのあったような…)今でいうと「さかなくん」がショーをやるとかなのかもしれない(ちょっと違うか)。水槽モニター画像も30年前と今では格段の技術差がある…しかし人間のドラマ的に平田昭彦と野川由美子の「絶対腹に一物ある」探り合いみたいな芝居とか、ラブホテルの仕様とか、動機の謎(ホワイ・ダニット)のところとかが「すごーくりアルに昭和50年代」♪である。明智小五郎先生の登山が軽装すぎる、とか、ツッコミどころは今回も満載だ。さて、こんなふうに特に平成以降生まれの人が知らなさそうな昭和後期文化史の資料としても、かなり必見なこのシリーズ、10月も引き続いて初期分から放送が始まるようだ!(もちろん、「公共電波で放送可能な」回、だけだとは思うが。初めの方のやつとか、だいじょぶなのかな?)♪わくわく。(20100903)


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20100901

2010-09-01 | 矮小布団圧縮袋

○…そろそろ限界なので、あらゆる新譜情報LIVE情報等テレビ番組情報とも仕事ともすっかり離れて、全く関係なく久しぶりに本州東日本のお散歩。本日はキイロイトリとともにおとどけします。ちょっとくらい雨ふりゃいいのに、な、ぎらぎら天気です。

 
 万代橋から見る、LIVE会場等で噂の朱鷺メッセ。おいらの家からも結構近いのさ。

   
 新潟市内チェーンのコダマ薬局前で記念撮影(><)。大和と北光社がなくなってどうすんのよ、な古町柾谷小路。

   
 今回は、万代シティの「みかづき」で、以前新潟公演中の244関連で話題に出た「イタリアン」をこれまた久々get。できるまで待つ間、あまりの暑さに「あずきアイス」を食すキイロイトリ。

 
 実物はこのような「もやし」と「刻みしょうが」が入っている焼き麺(ちゃんぽんの麺みたいなやつ??)にソースがかかっているものを称する。これは毎度おなじみの味。
 今回は、ノーマルタイプよりちょっと値段が高くて子供の頃は食べたことがなかったシーフードカレー味に挑戦(最初の写真)。ちょっと辛めでなかなか、てかカレーが強すぎるか。


 他に、ご当地限定企画・モスの「ザンギバーガー」もいただきました。北海道名物、なんて知らんかったけど。

 本日のBGM: 
Get Up / Vamps ~Jump / Van Halen ~ Rocky Ⅱ training (soundtrack)~ Separate Ways / Journey
なぜかシャッフル君がランダムに繰り出し妙に耳にしみつく炎天下ぽい音楽の連発(わちいい)(←何が入ってるんだ…ちゅうか新潟にいた頃聴いた的な懐かしい音楽も混ざっとる)。そうこうしてるとZepp Osakaから@tfmの夏を惜しむHYDE先生メールが届く(ちょっとまじめ?)。やはり福岡の「篭城中」時ん方の「太らずには帰れない。」がまぬけててわろた。しかしこの十日ほどの間に、2010年大晦日ついにL'Arc開始?メールだの秋の各催しだのなんだかんだと大量に来て、福岡に戻ってみれば職場はもうてんやわんや大混乱だし、出張中も作業は持ち帰りでぶっ続けだしで、これからもどうなることやら。(20100901)

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