
2日目。
日の出が、行動の合図なのだ。
天気はよいね~~
本日は、数箇所、挨拶程度に、魚の具合を訪ねる予定。


2~3時間コースの短い沢。1つ目にささくれを放流して、僕は、薮の向こう側の小さな沢に向かった。
入り口の大きな落ち込みでは、奥でイワナ、手前の流れで山女が来た。
幸先は抜群だ。
この沢、しょっちゅうがけ崩れを起こしている。入り口はあるが出口は無い。
登って、また、沢を下るのだ。
崖上、20mのあの岩が、落ちたら、死ぬね。


いつもなら、開いて残念な「コゴミ」も今年はベスト!
下りながら、戴いたことは、言うまでもない。

落ち込みの大きな岩・その下の穴のイワナがねらい目。
2時間・5匹ほど上げて、終了。
ささくれを迎えに行って、次の場所に移動。
その沢、3年はやっていない。昔は居たが、どうなってるだろう?
と、今回2日目の目玉にした。
何と!デジカメ忘れて、写真が無い。
居た!!魚はかなり居た。
入渓点が、分かりづらいので、思ったより場所が荒れていないんだな。
最後の大きな「落ち込み」で「尺」のイワナを、魚体を見ながら、バラす。
痛恨!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
2度ほど餌に寄るが、さすが、老獪な尺・・その後姿を見せなかった。
いいさ!次回、必ず釣ってやる!!!!!!!
ここでは、僕は3匹。ささくれは5匹。1時間強の試しだったが、もっと下から(3時間コースを選択し)釣れば、かなりの釣果だったろう。
次回が、楽しみだ。

3箇所目に移動。
大きな、放流もされている沢だ。
堰堤の落ち込みで、必死の「ささくれ」。
ここは、どうもすでに先行者がいるようである。
40分で撤収!お互い1匹。

時間が有るので、最後の沢に向かう。雪の残るお山のふもとの沢だ。
2時間コース。

入り口では、アズマイチゲがお出迎え。

ささくれは、さすが、移動が多く疲れたらしく、途中リタイア。
「車で寝てます」・・・・やつは、惰眠が好物であった。

沢の回りは「カタクリ」が群れている。
紫、咲き誇る野生は好き。
んが、踏みたくないが、踏まないと、前に進めない。
4匹あげて、2日合計40になったので、僕も終了した。


蔵王は桜が満開であった。
宿に戻り、露天・精算をして、「また始まりますね~~、まってますよ!」などと、挨拶してT市に向かった。

田植えは山から、北から始まる。
もう、福島県は、田植えが始まっていた。
2010の渓流は、僕に微笑んでいた。
幸せだった。
戻りたくなかった。

土筆は、卵とじ!

セリ・モミジガサ・ふきのとう。
釣りは、標高を稼ぐので、1ヶ月の違いの山菜を手にすることが出来る。

コゴミも今回は大量!
純粋に釣りだけしないのは、僕の属性であった。
釣行記・お付き合いありがとうございました。