
ジョン・アーロン・ルイス(John Aaron Lewis, 1920年5月3日 - 2001年3月29日)
言わずと知れた、あのモダン・ジャズ・カルテット(MJQ)を結成した名ピアニストである。以後、終生にわたってMJQのリーダー格として活動。もちろんビバップの影響を受けなてはいるが、クラシックの室内楽を思わせる端正で、いわゆるJAZZとしては、ユニークなスタイルを確立させた御仁である。
最後まで、その変わらないスタイルで、演奏を続けたね。
作曲も、実に味わい深い名曲を多く残した方であった。
その音楽、大地や風の音・・なんて風景ではなく、「詩仙堂」の静寂の如き音楽であった。
そこが、たまらなかったり、時として窮屈だったりするのだが・・・
そのピアノ・・・抑揚と、メロを抱きしめるスタイルであった。
競演者が合えば、最高なのだが・・・・ってな、我侭さもあるきがしている。
時々、無性に聴きたくなります。
さて、写真・ソロと、有名な「グランド エンカウンター」。
あえてMJQは載せません(そのうちMの項で)。
グランド~など、まさに競演の妙!
東海岸で活躍していたジョン・ルイスとパーシー・ヒースが、西海岸を代表するミュージシャンたちと共演した作品。
ジョン・ルイス(P) ビル・パーキンス(TS) ジム・ホール(G) パーシー・ヒース(B) チコ・ハミルトン(DS)
知的な音満載でおます。