おジャ魔女どれみと徒然

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ラストナイトインソーホーについて、そのスウィンギングロンドン

2022-09-19 07:08:00 | ヒューマン

 ロンドンのデザイン学校に通うこととなったエリー。
 しかし、同級生との寮生活に馴染めず、早々と寮を出、ソーホー地区にあるアパートで一人暮らしを始める。

 引っ越しが終わり、一息ついて寝ようとしたその時。
 何故か、60年代のロンドンへ、エリーはタイムスリップ。

 煌びやかネオン街を楽しむエリー。
 やがて、それが悪夢へ変わると知らずに──。

 各所で評価の高いサイコロジカルホラー。
 期待通りというか、中々面白かったです。意表を突く作品。

 まぁ、俺はもうちょいホラー寄りなんかと思っていたが。
 ホラー目線やと期待外れかな。ジャンル分けが非常に難しい。

 かと言って、サイコでもロジカルでもないしな~w
 だからこそ、今までありそうでなかった作品とも言える。

 謎解きと後は青春重視って感じなんかな? 青春ファンタジーやね。
 ダークファンタジー。イギリス版「時をかける少女」。


 前評判通り、音楽と映像のマッチング。素晴らしい。
 音楽とファッションの洪水。鏡の演出とか凄い。

 ダンスでクルクル入れ替わったり。ミュージカル映画でもある。
 各演出が、エリーとサンディのシンクロをより高めている。

 しかし、歓楽街のネオン、その下では……。
 芸事ということで、綺麗事じゃ済まされない闇が広がってると。

 もうちょい、この闇部分を詰めてほしかったよね。
 細部の詰めの甘さが、ラストのどっちらけに繋がってくるというw

 そういや、エリーって霊感があるって設定なんすかね?
 そこら辺が曖昧というか、オカルトチックではあるよな。


 サンディ生きてるし!!w
 これを許せるか許せないかで評価が変わってくると思う。

 俺はびっくりの方が勝ったというか。全然予想してなかったからな。
 ババア強ぇしw さすがはロンドンで生き残っただけのことはある。

 あんな死体だらけの部屋で暮らしてたとか、めっちゃホラーやんw
 風呂に栓しただけじゃ臭い消せねーだろ。

 あんだけ殺してて、捜査の手が伸びないとか。
 ちゃっかりアパートも手に入れてるし。とんでもねーババアだなw

 シリアスを突き抜けて、笑っちゃったよw
 視聴後としては、本当に今まで味わったことのない感覚だったな。

 ドリフの大オチみたいな。ダメだこりゃw
 いや、けっして悪い気分ではないんですがねw

 序盤から想像もできない展開が一挙に畳み掛けてくる。
 ヒロインの魅力も存分に引き出されていたし。

 エンディングの後味もすっきり。
 改めて感想を書いてると「よくできた映画やな~」と感心します。

 サウンドトラックとか売ってんかな? めちゃくちゃ欲しいわ。
 皆さんもこの映画で「60s」へタイムスリップしてみてください。

 では、また。
 



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