去年、水木しげる氏生誕100周年を記念して公開された映画。
2018年放送の『ゲゲゲの鬼太郎』TVシリーズ第6期と話が繋がる過去編、劇場版となります。
興収30億突破の大ヒット、しかし近年のアニメブームの中だとパッとしない印象。
ただ評価は凄まじく、見る人見る人が絶賛してて完成度の高さを窺わせる。
どんな作品なんかめっちゃ楽しみにしてた。アマプラ解禁とのことで早速視聴。
まぁ、見てみたら、総評で言うと普通の作品ですw
なんか泣いただの感動作だの、レビューの嵐が凄くてどんな感じかと思ったら、う~ん、泣きはしないかな?w
主人公は目玉のおやじ。若かりし頃?というか人間態の時。
後に鬼太郎を拾って養育する水木との出会い。
1956年、哭倉村を舞台とし龍賀一族の跡取り問題から始まり、村と一族、人間と幽霊族の謎を追う物語。
なんか八つ墓村みたいw 実際、横溝ぽさを意識してると思う。
それと鬼滅ね。目玉おやじを関俊彦さんが演じ、存在感ガッツリ無惨様w
ありきたりだけど、犬神家✕鬼滅で要素がハッキリしてるから見やすくはある。
見やすいし、単純にパクリというよりは上手くオマージュされてて、これはこれで好き。原作のダークさと現代ぽさの融合。ここまで良かった。
後半のバトルがなあ。導入の雰囲気のままミステリーやサスペンス展開なら良かったのに。
陰陽師集団《裏鬼道》との戦い。その裏に潜む当主・時貞の思惑と幽霊族への迫害。
正直いらん。そういうのいらないw
というか味が薄い。バトル、シリアス、グロ。後半の展開が弱い。
近親相姦も唐突だし。それにしては紗代の死が呆気なかった。
もっと胸糞にして時貞憎しを高めてほしかった。それか水木と一緒に東京へ逃げて幸せに暮らしたとかハッピーエンドで良かった。
大人向けにしてはアッサリしすぎだし、子供に見せるにはちょっとという微妙なライン。
アクションは見応えあったけどホントちょびっとしかないし。
どれかに振り切ってくれたら良いのに。どのジャンルにも伸ばしきれず中途半端。
つまらなくはないけど言われてるほど感動もしない。
ワンピスラダンで確変が終わったか。いつもの東映に戻っちゃった。
見る前、あんま期待せんように。後、第6期を見た方が良いかね?
そこまではしたくないがw
いずれにしても、この映画を評価してる奴、幽霊族ちゃうんか?w
人間にはまだ早かったか。
では、また。
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