自民党の総裁選挙があるようです。
誰がなるか・・・というか、「どんな人がなるのか」に注目したいと思います。
<表現力があるかないか>・・・政治家には必要な能力でしょう。
表現すべき考えがなくてはいけないのですが、『・・・のように受け取られたのであれば残念です・・・』のような、受け取る側に責任を転嫁する発言をよく聞きます。
そもそも伝える力がない貴方が問題なのですよ。
それとも、本音のカモフラージュでしょうか。
<押しが強いかどうか>・・・物事を断定的に言うかどうか。
ことの内容はさておき、強く断言する物言いに聞く側は流されやすいものです。
特に外国に多いようですが、表現の強弱ではなく内容に注目したいです。
<自信がある?かどうか>・・・思考が硬直化していないか。
ややもすると自信がある人ほど自分の殻から抜け出せないものです。
非常事態時には柔軟な発想が出てこない(アドバイスを聞けない)気がします。
<実力(行動力)があるかどうか>・・・反省(過去に対する正しい評価)ができるかどうか。
コロナ禍ではクリエイティブな政策が必要となるでしょう。
反省のない行動は「踏襲」でしかない。『踏襲』だけでは前に進めない。
つまり、『客観的な評価』こそが新しい政策を生むのだと思うのです。
<学歴ではなく実績があるかどうか>・・・トップに立って何をしてきたか。
政党のトップになる前には、何らかの組織の責任者になっているはずです。そこで何をしてきたのか。マスコミにもあまり載りません。
何という役職に居たかではなく、そこで何をしたかです。
学歴は参考になりません。学歴は18・9歳の実力で有り、手にしたのは良くも悪くも学閥ぐらいでしょう。
蚊帳の外である自民党総裁選挙ですが、こんなことを基準に誰が選ばれるのか見物します。
本当は誰が選ばれるかではなく、選ぶための眼を鍛える「自分への課題」なのかも知れません。
それにしても、『出来レース』は見る側もテンションが上がりません。この結論に至るまで、少し時間が掛かってしまいました。