内閣官房参与が日本の新型コロナ感染状況を『さざ波』と表現して批判されています。https://webronza.asahi.com/culture/articles/2021051200002.html
単純に感染者数を比較すれば、日本は「さざ波」かも知れません。
しかし、不幸にして亡くなられた方々一人ひとりにとっては、決して「さざ波」ではありません。
近代オリンピックの精神を表すものに
《 オリンピックは、勝つことではなく参加することにこそ意義がある 》
の言葉が有名です。
「平和の祭典」である筈のオリンピックは、世界中の人々が参加してこそ意味を持つイベントです。
今現在、さざ波ではなく大波にさらされている国々では、アスリートがフェアに出場権を獲得する機会も奪われているし、国家地域も代表を送り出すことが出来ない状況にあるようです。
日本がさざ波(あえてこの表現を使いますが)であれば、それで良いのでしょうか?
オリンピックは「参加すること」ではなく「開催すること」に意義があるのでしょうか?
今回のツイッター投稿は、オリンピック精神に全く沿っていないものと思えます。
P.S. 投稿の最後に「笑笑」の文字があったようです。
本当は、もっと低いレベルでの投稿だったと云うことですね。
最低です。