第1回の核兵器禁止条約締約国会議がウィーンで開催されます。
唯一核攻撃をしたアメリカは参加しません。
そして、唯一の被爆国である日本も参加しません。
日本政府は『核兵器禁止条約について、日本政府はアメリカなど核兵器の保有国が参加していないことから核軍縮を目指すうえで現実的ではない』などとして、参加しない姿勢を明確にしています。
それでは、「現実的な核軍縮」とはどういうことなのでしょうか?
日本政府は、どうしようとしているのでしょうか?
まさか、核保有国をアメリカだけにして、そこから無くす方向に向かう・・・?
日本政府には「現実的な核軍縮」の実現のための青写真を示してほしい。
『現実的ではない』という名の下に、一歩も前に進もうとせず、その方向も定めていないことが腹立たしい。
6月13日現在、核禁止条約署名国は86カ国。
核保有国は署名していません。
世界の平和を脅かしているのは核保有国自身なのではないだろうか。・・・ロシアのように。
第二次大戦後、同じような立場だったドイツは、オブザーバー参加するようです。
唯一の被爆国日本。
日本政府には、いい加減アメリカの幇間のような立場を返上してほしいと思うのですが。