退職オヤジのひとりごと

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食べログ

2022年06月16日 19時34分35秒 | ニュースより


今日、大きく報道されていたニュースです。


「食べログ」に賠償命令 アルゴリズム変更は独禁法違反 地裁判決
https://news.yahoo.co.jp/articles/3c2c7a86390f0e5ae5b7c5228a9bbddc718967fd

『アルゴリズム』を調べてみたら、
アルゴリズムとは、ある特定の問題を解く手順を、単純な計算や操作の組み合わせとして明確に定義したもの。 数学の解法や計算手順なども含まれるが、ITの分野ではコンピュータにプログラムの形で与えて実行させることができるよう定式化された、処理手順の集合のことを指すことが多い。
とありました。


判決は3840万円の賠償を命じるものでした。
賠償を命じる理由として、アルゴリズムを一方的に変更することは「優越的地位の乱用」を禁じた独占禁止法に違反するということです。

しかし、

原告が求めた変更後のアルゴリズムの使用差し止めは認めませんでした。


よく解らない部分も残りました。


基準を公開すれば良いと思うのですが、公開しないのは判定方法を悪用する店舗が現れる危険性が有り、公平性に欠けてしまう可能性があるからでしょうか。

 

これを機に、「食べログ」を調べてみたところ、
『食べログ』への掲載内容が、店舗が食べログ運営会社「カカクコム」に払う掲載料金により大きく左右されることが解りました。

 

店舗側は、お金を出して評価して貰ってたのですね。

 

この現実は、食べログの評価だけを鵜呑みにすることの危険性をはらんではいないだろうか?
(たとえば掲載料金を多く払えば、利用者が検索しやすくなり、結果利用頻度が高まる)

【食べログの掲載料金】プラン内容と集客効果を同業者目線で考察!
https://media.meo-taisaku.com/how-to-attract-customers/tabelog-price/

 


こんな処にもネットをはじめとする「溢れる情報」によって、自分の行動がコントロールされているのではないかという不安を感じてしまうのでした。


情報は、一カ所からのものを信じるのは危険である。


戦争だけでなく、日常生活においても考えなくてはいけない時代のようです。