PCでネットサーフィンをしていたところ、あるスポット広告を見ました。
<「iPS財団」への寄付について>
山中伸弥京大教授がiPS細胞を使った再生医療の可能性を広げ、実用化への橋渡しを目指して立ち上げた、公益財団法人を援助してほしいというものでした。
ノーベル賞を受賞した山中教授がリードして、再生医療の未来を開くであろうiPS細胞に関する研究機関が、経済的支援を得るために自ら寄付の広告をうたなければならないことに衝撃を受けました。
やはり現政権は、科学技術に対し理解がないことがわかり、がっかりもしました。
山中先生の研究は、全世界の病気や事故で不自由な身体となっている人たちにとって、希望の光だと思います。
こんなにも注目を集める研究にさえ、十分な財政的援助が成されていないということは、科学の未来を支える基礎研究に対しては、その予算は微々たるものでしょう。
資源のない日本では、『知的資源』に対する支援で世界をリードしてほしい、と思うのです。
以前にも書きましたが、なぜ国産ワクチン開発が遅れてしまったのか・・・。
記事がありました。
日本のワクチン開発資金について言えば、第1次補正が100億円余り、第2次は国内外で開発されたコロナワクチンの国内生産用の施設、設備に約1400億円、第3次が国内開発にかかる約1200億円である。合わせても2700億円である。
ちなみに、令和2年度科学研究費助成事業費は2374億円でした。
米国が2020年5月に打ち出したワクチン開発計画の予算は1兆円規模。
欧州や中国も同程度。
これがコロナに攻められて、14,866名もの犠牲者が出てしまった原因なのではないだろうか。
比較のために、外敵の攻撃に対する防衛費は、一般会計:5兆3133億円(令和2年度一般会計)
令和2年度防衛関係予算のポイント
令和2年度、外国からの武力攻撃で出た犠牲者は0人のはずです。
各自治体では、接種予約停止に追い込まれています。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021070101022&g=pol
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