今、「町中華」が注目されているのだとか。テレビでよく話題になります。
しかし、私の周りでは長年慣れ親しんだ「ラーメン屋さん(町中華)」が次々と閉店しています。
退職したら妻に内緒で昼呑みに通おうかと思っていた店です。
店主さんは、いずれもご高齢で中華鍋を振っていた方でした。
考えてみたら、リタイヤして楽しくやろうと目論んでいる当方が、長年振ってきた中華鍋を置く店主に何か言うのもおかしな話しです。
学生時代にあちこちにあった「ラーメン屋さん」。
盛りの多い店を選んでは、顔を埋めるようにしてむさぼり食べた「ラーメン屋さん」。
『聖者必衰の理』とでも云うのでしょうか。
顔見知りの店主がいないチェーン店で、自動販売機の食券を手にしてふとそんなことを考えてしまいました。
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