今日は長崎原爆の日です。
広島の式典に、ロシアとベラルーシには招待状を出しませんでした。
ロシアにこそ出席して貰いたいと思うのは私だけでしょうか。
ここで、話し合いの場を損なうことは、「核保有国と非核保有国の橋渡しをする」などという政府の方針はどこかに行ってしまったようです。
核廃絶についての日本のスタンスは?
核兵器禁止条約は批准しないし、核兵器禁止条約締約国会議にオブザーバー参加もしない。
外務省の石井良実(よしざね)・軍備管理軍縮課長は、
「核兵器国の関与がないと核軍縮は進まず、核禁条約には核兵器国が1カ国も参加していない。そうしたことを考えた」と言ってます。
そういうのなら、参加して「どうしたら核保有国が会議に参加できるのかを検討」したらよいのではないか。
そんなことは核の傘の下にいてもできる。
日本は非核三原則「持たず」「作らず」「持ち込まず」があります。
しかし、米軍が自由に基地を使っているのだから、「持ち込まず」なんて絵に描いた餅かもしれません。
日本が強く推している「核拡散防止条約」は、拡散防止というより現核保有国の権利を守るもので、常任理事国の拒否権のようなものでしょう。
これって本当に民主主義なのでしょうか。
我々の世界に当てはめれば、金持ちや家柄が良いといわれる者、力の強い者に不平等な権利を与えている様なものではないのか。
かたや『本来有るべき世界の理想を追求』といい、此方『世界の現実を見てそれに即した方法を』という。
両方同時並行で進めるための話し合いができないのかと思ってしまいます。
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